インフルエンザ経験談

別に大層なことを語る訳ではないのですが、この時期になるとインフルエンザを思い出します。


今はコロナコロナコロナ…という感じで目立たない存在と化していますが、本来ならこの時期はインフルエンザのニュースって結構取り上げられている気がします。


今年のインフルは手強い!
〇型がヤバい!
予防接種は早めに!
安く予防接種をするならココ!

など騒がれているのですが、果たして今冬はインフルがどの程度流行るのかどうなることか分かりません…

皆様も、誰も分からないと思います(そりゃそうだ)

長い前置きはこのくらいに致しまして…

私がインフルエンザに初めてかかったのは、20代の半ばくらいです。
当時は事務職で黙々と働いており、それまでほとんど病院には行かないくらいには健康でした(ドラッグストアには随分お世話になりましたけどね(^^;)

いつも通り普通に働いていると、咳やダルさがこの上なく襲い掛かり、周りの人が心配するほどでした。


『大丈夫?辛そうだけど…』


『咳が出るだけなので、大丈夫です。ありがとうございます』


そんなやり取りをしつつ、体を騙しながら仕事をしていました。
私はこの時までインフルエンザというものに幸運にもかかったことがなかったので

『ま、風邪でしょ』

と軽んじて、寝てれば治る的な思考で病院には行かずに職場から帰宅。
ちょうど次の日は有給で、人と食事をする予定だったのですが、もちろんキャンセルへ(>_<)



当日、目が覚めたら起き上がれない…ダルくて…食欲もないし…

というか、熱あるやん!!(何故か関西弁)


家族に車を運転してもらい、何とかお医者さんに診察してもらいました。



即、インフルエンザと発覚…

普通、検査は結果が出るまで時間がかかるとのお話でしたが、秒殺のような速さで言い渡されました。

そして噂のタミフルを処方されました。
これがタミフルか…まさか自分が飲むことになるとはな…
と、妙な高揚感が私を包みました(ただの熱)


帰りにスーパーで果物缶やヨーグルトを購入して、自宅にてタミフルを服薬…



するとその日の夜には、熱はほぼ下がりました。
医療って凄い、タミフルって凄い…と感動…(常用している薬がない為、薬のありがたみを今感じる)

しかし、熱が下がったからと言って次の日すぐに出勤出来る訳もなく(人様にうつす可能性がある為)
私は1週間ほど休むことになりました。



ダウンした日は週半ばで、その日は元々有給を一日取っていたため、土日を上手いこと含ませて休めました。
ですので、偶然にも一週間丸々仕事に穴を空けることはなかったです。

多数の人は、労りと心配の言葉を掛けてくれたのですが

「もうこの手は使えないよ」

1人の女性は、私にこの言葉を投げてきました。

どういうことだろう…と始めは理解出来ずに呆けていて、やっと曖昧に愛想笑いをその人に返しました。
それだけで、私はその場を切り抜けた記憶があります。

後でその人の言葉の真意を考えてみると…

『仮病』だと疑ったのかな…と最初はそれだけしか考え付きませんでした。

けれど、私の会社はこういう勤怠関係に厳しくて『インフルエンザに罹患した証明』を書類で提出することを下々の者に求めます(私は医者の診断書を提出しました…確か費用は2,000~3000円( ;∀;))
なので『なんちゃって☆冬のバカンス休暇』は出来ません。

他に考えられるのは『一度インフルエンザになったら、間を空けずにまた罹ることはないでしょ』という、暗黙のプレッシャーかなと思いました(実際は連続でかかることもあるそうですね)
『もう休まないでよ』っていう嫌味か冗談という予想。
まぁ、この言葉を言う時ヤレヤレ感が混じった笑顔だったので、こちらの方が可能性としては高いですね(^^;

私の仕事はその女性と被っていたものもあり、文句の一つくらい言わないと!という気持ちも今となっては理解出来ます。

…当時は滅茶苦茶モヤモヤりましたけど…(^^;

そういえば、とある年、職場にインフルエンザが大流行して半数ほど間引きされた(?)体制で仕事をしたことがあります。
この時私はインフルエンザにかからなかったので、残業しながら休んでいる人の仕事をフォローした側でした。
でも、文句は言わなかったし、言えない…
お互い様だし…

けれど、そんなこと言っても人の性格なんてそれぞれだし、仕方ありませんね…
気にしないのが一番ですが、なかなか、ねぇ…( ;∀;)

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黄昏の空…(特に意味はありません)
だいぶ、冬らしくなってきましたね…皆様、体調にはお気を付けを!

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