社畜とは知らず知らずに出来上がる

ファミレスにて、ご飯を食べパソコンをポチポチしながら聞こえてきた他テーブルのお話を聞いて、何となく思ったことです。
本当、ファミレスは人生のるつぼ、だなぁと改めて思います( ゚Д゚)

私の近くのテーブル席にちょっとヤンチャ系な男性2人が座っていたのですが、愚痴(文句)大会が凄かったです。


梱包とかフォークリフト、運送屋の運ちゃんに頼んだ~というワードが頻繁に出ていたので、恐らく何かを作っている工場か倉庫を管理している会社かなと推察。

「あいつ仕事しねぇくせに一丁前に飯食ってやがる」

「飯食うなんて10年早ぇよ」

「○○の資格もねぇんだぜ(←多分工場や倉庫ならではの資格)」

「声はでけぇし」

「運送屋の運ちゃんにベラベラ喋って。しかも態度でけぇ」

「お前の時間はいいかもしれねぇけど、運ちゃんの時間を奪ったら運ちゃんが会社に怒られるだろうが」

人に注文付けてねぇで、お前がそれやれって話だよ。仕事してねぇんだからさ」

「あいつの仕事、やったことねぇけど俺なら半日で終わる気がする」

「いや、○○さんならもっと早く終わるっすよ」

「とにかく視界に入るだけでムカムカしてたまんねぇ」

「終業の10分前にはもう片付けしているんだぜ。なに片付けてんだよって話」

「あいつの神経を俺にも少し分けて貰いてぇくらいだぜ(皮肉)」

「ああ、川にでも落ちねぇかな…」

等々、愚痴のオンパレードが炸裂(>_<)


この他にもかなり強烈な愚痴がバンバン打ち上げられていましたが、ここに書くと原稿用紙何枚分になるか分からないので、省略します。

これを聞いて思ったことは、文句を言われている本人はとことんその会社に合わないんだろうなぁ…ということ。

ただの盗み聞きの私が言うのもアレですが、モチベ的にも性格的にも性に合ってないんでしょう…
能力だって、まずやる気を出さなければ発揮されないし、新しい技術も身につかない結果になりますしね…

日本の会社そのものの体質、気風自体が肌に合わないのかもしれませんね…
ある意味、開き直っているのかも…
まぁ、ただの想像でしかありませんが…


『社畜』というのは程度の差はあれ、日本企業からすれば推奨されますよね。


実際は『駒』であり『部品』でしか過ぎない訳ですが、労働者はあまりその事実を見ようとせず『誇り』を持って会社に滅私奉公する…そんな感じに見えます。

例えば、日本企業に派遣されたアメリカ人が終業時間10分前に片付け始めて、定時で帰ったとしても日本人はあまり文句を言わない気がする…

同じことをしていても『外国人は文化が違うからな。家族との時間を大事にするし』とか思ったりして…
日本人だって本当なら、家族やプライベート時間、大切にしたいでしょうに…


そういうところ一つとっても、日本企業というのは閉鎖的で偏重的だなと思ってしまう…
『同じ部族(日本人)は、昔から右へ倣えの教育を受けてきたんだから、皆と同じように動きなさいよ!!
動かなければハブだからな!!』

そんな風に聞こえてしまった…



もちろん、これだけ愚痴を言われるほどの人なので、癖が相当強いのかもしれませんが…
まぁ、ただの部外者の好き勝手な戯言でございます…



ついでに思ったことですが、このような人を許容(例え不本意でも)出来る会社がまだまだあるんだなぁと妙に安心してしまった自分がいます。


本当に余裕がないと、容赦なく切り捨てますからね、企業は。



何だか感情が噴き出してしまってまとまらない文章になってしまい、すみません(^^;



労働者は、やはり色々な意味で大変だ…


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