買い物失敗談。若気の至りをフォローして貰った話。

文字通り、遥か昔。


まだ就職する前の未成年。世知辛い社会の仕組みは、ほぼ知らない年齢。
大人でもないけど、かと言って子供というには何か違うような微妙なお年頃。

私は1人で、とある眼鏡店に新しい眼鏡を買うつもりで来店。

地元ではそれなりの知名度と歴史を持つお店。

何を思ったのか、お年玉等で貯まったお金を眼鏡に使いたくなったんですよね。

まぁ、言うなればただの見栄。
やっすい自己満足の為に店内に足を踏み入れました。

(お金貯めたし、持っている眼鏡もボロくなったし…それなりのモノを買おう♪)
お金をたくさん持っているのだと変に勘違い。気が大きくなり、浮かれまくった私。

店員さんもプロなのでそんな私に向けての営業トークが上手く、素直に購入意欲がどんどん高まっていく。

あれよあれよと言う間に話が進み、気が付けばブランド物の高額眼鏡を購入していました。

満足して家に帰り眼鏡の金額を親に話すと、仰天されました。

眼鏡にウン万円(10万円は辛うじていかなかった)も使ったことをたしなめられました。

(自分のお金をどう使おうといいじゃんか。気に入って買ったんだし…)
との思いで、反抗。


しかし、やがて頭が冷えて気持ちも冷めると…
(アレ…どうしてこんなに意地になっているんだっけ?そもそも気に入ったものならブランドじゃなくても別にいいんじゃね?)
自分を見つめ直す時間開始。



最終的には親が眼鏡を返品、返金の対応をしてくれて事なきを得ました。
…眼鏡屋の店員さんのジト目が突き刺さって痛かったですけど。
スミマセン、その節はお手数お掛けしました(;´∀`)


ちなみに強調しておきたいのが、眼鏡屋さんが悪徳ということでは決してないということ。
商品説明を偽った訳でも、強引にセールスした訳でもなく、仕事として営業に熱が入っただけの話。

愚かなのは私。

お金を貯めたとはいえ、まだ就職もしていない(お金を本腰を入れて稼いだことがない)世間知らずな荒い言い方をすれば…イキっているクソガキだった私が悪かったのです。



分相応という言葉があるように、これが働いている自分へのご褒美だとか気合を入れる為だとか、もしくは人生の夢・目標の1つだとかならいいですが…
ペラッペラですよ、私は。

今思えば当時の私には、似合わないもったいない眼鏡だったなぁと思います。

今でもこの時のことは時折思い出すレベルの自分の戒めエピソードです。

何か商品を購入する際は、本当に今の自分に必要なのか。
それほど渇望するものなのか?
見栄やノリで何となく買おうとしていないか?

一度立ち止まって考えることは、実体験として大事だと感じます。

皆様はそのような経験はありますか?

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