車の値引きを交渉して得をする

体験談ベースに話しますので、それでもOKよ!という方はよろしくお付き合いのほど。


母が車を買い替える意向だったので、先日とりあえず見積もりをしにスズキのディーラーに行ってきました。


出来れば母は小回りの利くバンタイプ(商用車)をご所望。
母以外にほとんど人が乗らないので(乗るとしても助手席まで)コスパ重視の母の考え。
車は乗れればいいや。同乗者にしろ大荷物にしろ普段は滅多に乗らないし…という方にはコスパ最強と言ってもいいかもしれない小型バンタイプの車。
このブログをお読みの皆様の中にも、節約やミニマリスト的な思考から乗られていたり、過去乗っていた経験者がいらっしゃるかもしれませんね。


さて、バンタイプの手頃なところだと、ミラバン(ダイハツ)アルトバン(スズキ)だと思ったんですよね。
しかし、ダイハツとスズキ共にもう生産を止めたらしいことが発覚。
ネット調べだと2018年にダイハツがミラバン生産終了。
そして2021年にスズキがアルトバン生産終了とのこと。

中古は嫌だとの母の希望に沿うと、2021年生産の新車アルトバンを狙うのが良いかと思いスズキへと行きましたが、撃沈。
新古車でさえも在庫なし、とのこと。
そうなったら、アルトバンに近い操作性、風合いであるアルトに当然目が行く訳で。
12月22日発売の新型アルトの見積もりを出して頂きました。


私が見積もりに行ったのは12月22日の発売前ということもあり、売り場にディーラーとしての矜持が滲み出ている。新型アルトを売る気満々、やる気十分の営業マンの気概が伝わってきました。


私「出来れば○○万以下になれば母も喜ぶかと…」


具体的な金額を提示して、値下げ希望をふわっとした雰囲気でありながら、しっかり伝えます。
現在母が乗っているバンを下取り前提として、大胆に見積もりよりも10万円近く。


営業マン「頑張らせて頂きます!」


この時点では具体的な値引き額は提示されませんでしたが、元気のいい声が返ってきました。


彼の話だと、発売日後よりも発売日前の方がお得に値引きが出来るらしいです。
そういう社内ルールというか、キャンペーン戦略みたいなものがあるんでしょうね、きっと。


それに加え、昨今の車の部品調達困難問題もありますし、納車もその分早くしてもらえます。

しかし即決はせずに、ここでいったんお話は持ち帰り。


後日、ダイハツにも訪れました。

ダイハツで生産終了したミラバンに一番近いのは、ミライースBグレードというビジネスモデル。
安全装置がなければ最安で80万円台になるようですが、このご時勢にそれはちょっと抵抗がある…と思い、ここはケチらないで装置は付けます。
そうすると、大体スズキの新型アルトくらいのお値段になりました。
下取り前提の条件を付け加えると、私がスズキで希望した値下げ後価格にほぼほぼ一致します。

しかし、やはりここでも即決はせずにお話は持ち帰り。


後日、スズキに電話で予約を取り、母のオマケとして私も再来店。

新型アルトの実車を見学したり、実際に触らせて貰いました。
別に宣伝ではありませんが、内装は黒で統一されていてシック。安っぽくないです。
飲み物ホルダーは、四角になっていて紙パックにも対応OK、かゆいところに手が届くような便利仕様。
簡単に後部座席を倒せて、乗用車ですがバンとしての役割も十分に果たせます。
そして『エネチャージ』(減速時に発電・充電する仕組み)もいいですね。その分、ガソリンを節約出来るのは嬉しい。
…あ、結局宣伝になっているやん(;´∀`)

私自身が日常的に乗る訳ではないのですが、正直新型アルトに心が傾いていました。
母もそう思ったようで、アルト購入に前向きな雰囲気。

さて、肝心のお値段。

実車を見せて貰う前に、ダイハツで出してもらった見積書を営業マンに差し出しました。


営業マン「お借りしてよろしいですか?」


彼は見積書をコピーしに席を外します(この時に上の人に相談したのかな…?あくまで予想)

省略しますがなんやかんや色々あって、最終的にはダイハツの見積書の金額とほぼ同じくらいに。
母と私がほぼ希望する価格帯となりました。

下取り車である、現在母が5年以上乗っている軽のバン(商用車という点だけでも市場ではかなり不利)の価値は、ほぼゼロ。
それを加味し、なおかつ新型アルト(主力車の新発売)ということを考えると、妥当以上かもしれない。


営業マン「下取りを頑張らせて頂いて、端数も思い切ってなしにしました」


具体的なお値段をここに書いてしまうと営業妨害かもしれないので自重しますが、10万円の値引きには届かなかったものの、かなりスッキリした数字になりました(ご想像にお任せします)

あまりにも強気に粘って値切っても、お互い嫌な思いをするだけだし…これにて商談成立!
営業マンも1人の人間というのは、頭にありますので。
これから車の面倒をお任せする可能性を考えると、プライスレスなことも考え、引き際も肝心。



私が過去に車を値切った経験は他にもありますが、基本あまりしつこくはしません。
少しだけ昔話をすると…
『端数をなくして○○円にして下さい!』
と直球でお願いしたことはあります。
それを聞いた当時の営業マンの方は
『少々お待ち下さい。聞いてみます』
と、店長か本部か…偉い人に電話連絡していました。
『その金額でオッケーです!』
と言われた時の喜びは今でも忘れられない…

シンプルに大胆に、買う意欲を見せながらお願いすると結構頑張って下さることが多いかも…?
あくまで私の実感ですが。



ちなみに値切り実行が難しかった場合、代わりと言ってはなんですがちょっとした車の付属品を頂いたこともあります。
くどくない程度に、とりあえず何か言ってみるといいかも…


こんなゆるい体験談に付き合って頂き、ありがとうございました!

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