『桐島、部活やめるってよ』の感想を語る!

朝井リョウさん原作『正欲』の映画に感銘を受け(詳しくは『正欲』の映画。新垣結衣さんの熱演が光る…をお読み下さい)今まで触れたことのない作品も視聴してみることに。

そう、あれです。
超有名過ぎて今更過ぎるあの『桐島、部活やめるってよ』の映画。
知ってはいたものの、今の今まで見ていなかったのでこの機に突撃!

「ああ、青春だなぁ…」

見終わった後の感想はこの一言に尽きます。

ちゅーか、タイトルにドーンと出ている桐島君出て来ませんがな~!
びっくりしました!こんな表現の仕方があるんだな、と。

「桐島君が部活に来ない」

その事実だけで、こんなにも周りの人間に影響を与えるなんて…
…いや。桐島君の周りの人間どころか、全く接点がないだろ?と思うところまで人間関係に一石を投じているのが見応えがありますね。
ファンタジーにある意味見えて、でもリアル。
人1人が与える影響力って舐めちゃいけないなーと腑に落ちるというか再確認する作品。

バレーボール部、吹奏楽部、映画部、野球部等部活に関わる人を中心として展開するのですが、人間の普段見えなかった部分、見たくなかった部分が解放される。
それゆえに、複雑な人間関係が再構築される面白さがありました。

青春=爽やか!と簡単に括れない、剝き出しの感情が上乗せされた泥臭い青春譚。

よろしければ『桐島、部活やめるってよ』の本や映画等ご覧下さい!

コメント

タイトルとURLをコピーしました