高額医療高額介護合算療養費制度を知る

故・祖父の分について、公的機関から
「医療保険」「介護保険」の自己負担額について、高額医療・高額介護合算制度の支給対象ですよ、というお知らせが母宛に来ました。

医療と介護にかかった自己負担額が多いと、所得の条件によって一定金額返ってくる制度。

同一世帯内で保険に加入している方についてとありましたが、祖父はずっと1人暮らしで、亡くなる前の少しの間だけ介護施設に入っていました。

介護施設に入所しているとやはりその分費用がかさむので、この制度が利用できる可能性が高まるようです。

ちなみにこの場合、世帯は違えど相続人である母がこの返金を受け取ることになるようです。

とはいえ、実際の支給は申請してから数ヶ月はかかるみたいですが…(安定のお役所)



~必要なもの~

①後期高齢者医療高額介護合算療養費等支給申請書兼自己負担額証明書交付申請書
(祖父の名前他個人情報、加入保険資格情報、振込先【この場合は母の】記入)


②高額介護合算療養費等支給申請にかかる誓約申立に関する届(支給対象者が死亡している場合のみ)
(支給対象者である祖父の名前、申立人である母の名前を記入)

③本人確認書類
(今回は、返金を受ける母の運転免許証のコピーを使用しました)

④通帳またはキャッシュカードのコピー
(今回は、母名義のキャッシュカードのコピーを使用しました)

⑤支給対象者(祖父)と申立人(母)の関係を証明する書類(戸籍類、相続書類、遺言状等から1つ)
(今回は、母の全部事項証明書を使用)


※私が母の委任状を持って、地域のサービスセンター(お役所の支所みたいなところ)で発行して貰いました。(ちなみに¥450)


ですが実は、訪れた代理人が直系の私であれば委任状が不要だということが発覚。
例えば、母の全部事項証明書に私の名前が記載されている、というようなケース。
ほぉーん…知らなかったです。覚えとこ。

…しっかし、このようなお役所から送られてくる書類の説明文は細かくて分かりづらいですよね…

それに、記入方法や揃える書類も普段馴染みがないし…


核家族が当たり前、そして老々介護が珍しくなくなっている今、高齢の家族が高齢の家族の面倒を見るケースも多くなっているでしょう。



その介護する側のお年寄りにとっては結構辛い試練かもしれない…と思えます。

(難しい言葉や言い回しがあるうえに、字が細かい。アレじゃな…何とかルーペっちゅーのが必要だの…)
と呟きながら、80代~90代のおじいさんやおばあさんがウンウン唸っている光景が思い浮かびます。


私は今回母の手伝いを少々したのですが、分からなくて結局お役所に電話でいくつか問い合わせしましたしね…

例えば④通帳またはキャッシュカードのコピーについて…

『初めての申請、または振込先を変更する場合、通帳またはキャッシュカードのコピー』が必要という説明文がありました。

私「以前、祖父の高額医療の還付は経験があるのですが、今回の『合算』では初めてなので、コピーが必要とということで良いのでしょうか?」

役所の担当者「というよりも、お祖父さまが亡くなられたことで、新たに申請する感じですね」
つまり、これを機に振込先がまっさらな状態になるイメージ。


例え今まで『合算制度』を利用していようといまいと。亡くなる=リセットということのようでした。

やっぱりこれはお役所に聞かないと分からなかっただろうなぁ…

今回でまた1つ経験をさせて頂きました。

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