農協に米を出荷。祖父亡き今…

90代の半ばで今年(2021年)に祖父は亡くなりました。大往生と言えるでしょう。
祖父自身は昨年から介護施設に入っていたのですが、その年も農協に米を出荷していました。
もちろん本人は農作業が出来ないので、人に手伝って貰いながら。
出荷する名義は当然祖父でした。

しかし、問題は今年。
今年の分の田植えが完了してから、祖父が亡くなります。
その後農協で話を聞いて、母と叔父と話し合いの結果、母名義で出荷することになりました。
叔父は長年、祖父と共に田んぼの面倒をちょくちょくみていました。
正直なところ母は指導されれば断片的にはお手伝いは出来るけど、一連としての稲作は出来ません。
この場合、本来叔父メインで動いたほうがいいのは明らかです。
ですが叔父の生活の拠点は東北なので、色々と不便なんですよね。
という事情で、母名義で米を出荷することとなりました。



遡りますが、農協に関する相続(預金含む)の関係は、母と農協に行って説明を別室にて受けました。
ちなみに富豪だから別室に案内されたという訳ではなく、単純に私がオマケとして付いて行ったから話し合い場所確保の為。

農協の窓口の女性1人と時折ベテランっぽい他の女性が話と対応をしてくれました。
叔父も交えて話し合った方がいいと言われて一旦退店。
今度は母と叔父で農協に参上。
農協にあった祖父の口座は死亡の為解約、代わりに米を出荷するために母の口座を開きました。
でもこれは一時的なもので、来年はもう稲作はやらない予定ですのでいずれ解約します。


ところで、これを書いている現在は稲刈りはまだ済んでいません。
地域によって、田植えをした時期によって、品種によって(?)多分色々違うんでしょう。
私自身は幼い頃、種まきを手伝ったくらいなので詳しくは覚えていない&知らないんですよね(;´∀`)
とはいえ、すくすく育っているので稲刈りは秒読み状態。

叔父が今回稲刈りをする予定ですので、準備として出荷する米袋の記入(出荷する人の名前や、住所、生産地、品種等)は私がしました。

稲作をかじった方はご存じかもしれませんが、米袋は茶色のクラフトが重なっている頑丈な作り。
機械で印刷とか無理っぽい(というか、そもそもデカ袋に印刷出来る高性能プリンターは我が家にはない)
なので、ワタクシの下手が極まる直筆で1枚1枚書くしかありません。
全部で50枚ほど。



そうです、割と田んぼあります。
専業ではありませんが、自家消費だけではないそれなりの兼業農家でしたから、祖父の家。

今回はそんな感じで出荷の手筈は何とかしていますが、もう稲作をしないとなると田んぼが売れない限り、草刈り地獄が待っている…

まさか草刈りの為だけに東北から関東へ叔父に来てもらうのは、時間的にも交通費的にも酷というもの。

私が草刈りを覚えるしかないのか…うーむ。
でも鎌とかでやるには田んぼが広すぎるので、草刈り機かしら。
ガソリン入れて使うんですよね、大丈夫かなぁ…(^^;)
あんまり女性で草刈り機扱っている人を見たことないんですよね。難しいのかな…
どーでもいいですけど、最近、草刈正雄が気になる(なんで?)

そんなことをもやもや考えている日々。



皆様も祖父母や父母、または兄弟等から諸事情により相続する日が突然やってくるかもしれません。
もしくは相続した親族の手続きのサポートをする時が来るかもしれません(私はこれ)
割と日常茶飯事。心構えだけはしておいた方がいいかもです…










コメント

  1. 早野 克巳 より:

    大変な様子が伺えます。でも羨ましいです。私は田んぼをいつかやってみたいと思っています。少し貸してもらいたいくらいです。制度的に難しいようですが。

    • ある より:

      寄り添って頂き、ありがとうございます。そう言って下さる方に気持ち的にはお貸ししたい(;´∀`)
      そうなんですよね…『農地法』というのは意外と複雑に条件があったりして、それが柔軟な農地活用を妨げているような気もしたりします。

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