農産物直売所へ出荷する条件は?

故・祖父から母へ相続された不動産の1つ、畑。
現状、持て余している状態なので、私が今玉葱を作っています。

その後、家族との会話がきっかけで農産物直売所の出荷システムに興味を持ちました。

皆様のお住まいの近く、または少し足を伸ばし田舎に行くと、農産物直売所は普通に見かけると思います。
(安くて、新鮮な野菜が手に入っていいのよねぇ~生産者の人柄も分かったり、ポップ広告とかも凝ってたりして面白いし)
と、リピーターも多いのではないでしょうか?
私自身も利用します。
概ねスーパーより安いし、野菜だけではなくて手作りのお惣菜やパン、お菓子等々も食欲と購買欲を刺激してきますね(´▽`)

そんな農産物直売所の出荷側(生産者側)のシステムは良く知らなかったので電話で聞いてみることに。



電話をしてみた結果…


①入会申込書と入会金5,000円が必要


②月会費はなし


③売上手数料は2割(つまり生産者の手取りは売値の8割)


※売れ残りの回収…モノによって訪れる頻度がバラバラ(1日おきに来る方もいるとか)
ただ、腐ったり等で商品として出せない状態のものはお店の人が判断して、陳列棚からは下げておくそうです。

高く売れる農産物は、やはり時期をズラしたもの(冬ならトマトやレタス等)です。
後は生産者自身が研究して、売れる農産物を商品として出しているとのこと。
育てるのが大変なモノとか希少ブランド等も含まれるでしょうね。
つまるところ、農産物直売所側では作るモノのアドバイスまではしないということ。

そして皆様も恐らく目にしたことがある、段ボールや厚紙のお手製の宣伝・広告ポップ。
これは基本的に自由に作っていいそうです。
ちなみに、商品が入った袋そのものに凝ったシール等を貼る人はあまりいないとの話。
確かに毎日、毎週の作業となると手間がかかるし、シールそのものの代金も掛かりますので割に合う人は少ないからなのかもしれないですね。生産者の名前自体は、覚えて貰えそうですが。


ちなみに広告ポップの文面で
健康に良い…OK
糖尿病に良い…NG

だそうです。具体的な病気に効くという言い回しはお店側でストップをかけます。
多分、クレーム対策?もしくは、そういう法律やルールがどこかにあるのかもしれない…

こんな感じで問い合わせをしてみました。


あくまで、私がお話を聞いた農産物直売所のルールなので入会金がなかったり、安かったり、月会費の概念があったり等々、各所によって違うと思います。
※経営元もそれぞれ違うでしょうしね。


実際に農産物直売所に商品として出すか否かは、よくよく自分で比較・検討するのが大事だなと感じました。


私自身は当面このような場所に出す予定はありませんが、とても参考になる時間でした。

特にお店の人の一言。
「かぼちゃが穫れる時期はかぼちゃがたくさん出され、里芋が穫れる時期は里芋がたくさん出されます…それでも良ければ(生産者として利用して下さい)」



つまり、収穫時期にたくさん穫れた余った農産物をお店に並べても安く買い叩かれますよ。
それでも良ければ、入会してみて下さいね、ということ。

この言葉を聞き、色々と工夫したり大規模にやらない限りは手間や経費を考えると、やはり自己消費が一番かな…と思えます。




さて、ここからは余談です。
最近、ホームセンター等の農産物や園芸のコーナーをチラチラ見ています。

↓『クリスマスローズ』は、初心者に最適な育てやすさらしいです。

↓クリスマス…という言葉の響きに惹かれたのですが、1種類だけではなく色々と種類があるんですね。どれも名前からしてシャレている!

↓こちらは『雪割草』です。和風な趣のあるお花になるようですね。
詩集の挿絵になりそうな雰囲気。

↓見かけて気になった、きのこ(しいたけ)栽培キット。自分で作れるんだ…

↓語感で一番気になったのは、断然こちらの『ボケ』

このような名前ですが、綺麗な花を咲かせる模様。

…最後のオチのように使ってごめんね『ボケ』さん。


他に畑で作るかは未定ですが、このような感じで色々と巡っている最中です。

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