地政学の意味。地理から見つめる政治。

唐突ですが、地政学とは『国際政治を考えるにあたり、地理的条件を重視する学問』です。
と、お堅い感じで始まりましたが…私はこういうジャンルの学問があることをつい最近知ったくらいのご新規ちゃん。

…少し前置きが長くなることをお許し下さい。

私自身、いわゆる一般的な学問をリアル授業で習ったのは、高校まで(それですら怪しいし、だいぶ忘れてるけど)しかない。
その後は専門学校に通っていたので、そういう教養的な学びとはほぼ無関係。

それが関係しているかは微妙かもしれませんが、あまり政治には深く関わらない人生を送ってきました。

「政治を熱く語るなんて、何だか暑苦しい人みたいに思われるかも…」
近寄りがたく付き合いづらい人というレッテルが貼られるかもと…なんとなーくですが、敬遠してた部分もあります。
結構、日本の若者にある感性なのかもしれません。

そしてこれは言い訳ですが…単に政治やニュースに割く時間や余裕が十分になかった感もありました。


なので、政治も断片的に理解しようとしていましたね。
「ニュースでこう言っているから、真実なんだろうな」

「○○国は、こんなことするなんて非道だ。…ふてぇ野郎だ、許すまじ!」


「何かよく分からんけど、皆騒いでいるから大変なんだろう」

とか、とにかくふわっふわな感じで、分かった気になっておりました。

ニュースというのは、当然ながら作り手が存在するので…少なからず作り手の意志や意図も反映しています。
特にニュース風のバラエティーは、面白い反面…出演者の意見が色濃く出ますからね。良くも悪くも。


それに加えて…
「本当はこれも伝えたいけど時間(文字数)が足りないから仕方ないけどカットしよう」
そういうこともあり得るので、十分真意が伝わらないこともあるのではないでしょうか。
それはテレビ・ラジオ・新聞・ネット他どれであってもです。


そう考えると『地政学』というのは概ね客観的な学問であり、指標ですよね。
地理というのは、様々な要因で変化する一部の地域以外は、あまり揺るがない大きな『事実』です。

色眼鏡ではない視点からアプローチするということにかけては便利な学問、と言えるのではないでしょうか。

海に面していて海を生かした国力が強い国。大地を生かした国力が強い国。
○○主義の大国と△×主義の大国との板挟み、緩衝地帯として便利に使われる国。

具体的に話すと、戦争や紛争の話もしなくてはいけなくなりグーグル先生に大目玉を食らうので控えますが…

今まで漠然とした感情や表面上のペラペラ視点で見てきた情報に一本筋が通る見方が出来るのが楽しいなーと今更ながら目からウロコ。

政治の上での右とか左に関して、特に個人的なスタンスはない私。

ただ…自分が日本に住んでいる以上は住みやすい国になって欲しい、その一点のみです。

『地政学』は分かりやすい本、一部漫画化して読みやすくしている本、色々あるのでご興味のある方は是非読んでみて下さい。
ちなみに、私はこちらの本『ざっくりわかる 8コマ地政学』を読みました。
漫画があると読みやすくて助かる(´▽`)

「なるほど…だから日本はこういう行動を決断した(せざる得ない)んだな」

「あの国はああいう行動を取らないと生き残れないから、あんな感じなのか…」

深い知識として頭に落とし込んだら、世界経済を理解する上でも役立ちそうな予感…
個人的には、エンタメとしても(というと失礼かもしれませんが)楽しめるものだなと感じました。

まとまりませんが、雑談にお付き合い頂きありがとうございました!

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