年金制度よりも健康保険制度の方が運営難易度高し!

同じ公的保険制度。
年金は年金。
健康保険は健康保険で色々と騒がれていますよね。

いやいや今更だなぁ、そんなの昔っからだよ!と思っている方も多数いらっしゃるかと。
そうですよね。それだけずっと皆様の興味関心・不安や疑心暗鬼の的になっているとも言えます。

年金は、何となく将来の自分へのプレゼントのような感覚(厳密には賦課方式なので違いますが)だったのでまだ納得出来たのですが…


健康保険料の額はエグかったなぁ。気持ち的にもモヤモヤするし。
勤めている時は自動的に天引きされていたからあまり気にならなかったけど(本当は把握しておかないといけないですが)退職後の健康保険料に仰天しましたよ。

ちなみに当時の様子のブログはこちら(退職後に押し寄せる、国民年金保険料と住民税と健康保険料etc)になります。よろしければ覗いてみて下さい。


(えっ!?こんなに絞り取るの?)
と咄嗟に口から出るくらい。
しがない事務員だった抜け殻から取る金額にしては、いささか高いのではないだろうか?って感じでしたね。

ただ…こちらの本『「年金問題」は嘘ばかり 』を読んでから何かを察する私。

それが『年金制度よりも健康保険制度の方が運営難易度高し!』という本日のタイトルに繋がります。



年金の場合は、人口推移等多くのことが予測可能。
いきなり致死レベルの何かが広がったり、争いやこの上ない大災害がない限りは。

一方の健康保険の場合はデータ等で予測が難しい。
どんな病気が増えるか分かりません。
食習慣1つ見ても、高齢の方と若い方でだいぶ違います。
体だって昔使っていた筋肉が使われない代わりに、逆に酷使している筋肉や箇所があるかもしれない。
職業が移り変われば必要とされるものが違っていくように。

そしてそれを治療する治療費がどのくらい掛かるのかも未知数。
医療が日々進歩するのは良いことですが、それを利用するのにどのくらいのお金を用意しなければならないのかは予測出来ないです。
そして、その治療法は保険適用するか否かの議論が尽きない…そんな未来があるかも。

このようにどう転ぶか分からない不安定な側面もあって、健康保険料は高く設定されているのかな?
なんて考えてしまうけど、果たして?

ある一定水準までの治療は健康保険で。
それ以上の高度治療をしたい方は、自費(民間の医療保険…今も普通に世の中に出回っていますよね)というのがますます加速していくんだろうな…なんてぼんやり思う。

とはいえ、労働者が納める健康保険料はやっぱり高いなぁ…と思うのは徹頭徹尾変わりませんけどね。

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