相続後、管理範囲を理解。区長さんへ説明しに。

完全に前回の続きですので、未読の方は先に前回記事へ。

前回までの経緯で土地の境界、強いては私達遺族の管理範囲がはっきりしたので、区長さんへ説明する運びとなりました。
区長さんが誤解したままきちんと正しい情報が入らないと、後々のトラブルの元になりかねません。


放っておくと例えば…
『おい、ここアンタんちの土地だろ。木を切ってきちんと管理してくれないと困るよー』
と毎年関係のない土地までも管理義務を課されることになります(>_<)
ただでさえ他にも農地があるっていうのに、ご勘弁下され殿ォォ、ですよ…
母へ相続されたことを機に、叔父は恐らく生活拠点の東北から関東へ来る回数は減ると思います。
もちろん節目の法事やお墓参り等で訪れるとは思いますけども。
必然的に地理的に近い、母や私が目を配ることになります。
という訳で、何事も最初が肝心。従って相続も最初が肝心。

とはいえ、私達の自宅と故・祖父宅は離れていますので土地勘がありません。
こちらは母の出身地であるとはいえ、嫁いでから変わった情報には疎いです。
母が祖父から相続した、木が植えてある土地あたりを統括している区長さんの名前や連絡先が分かりません。
母と話した時に伺えば良かったのでしょうが、いきなりのクレームで動揺して失念したようです。


なので、母はお役所に電話で問い合わせをしました。
○○の近くはどこの区域か?区長さんは誰か?連絡先は?
ということを。
区長さんは誰か?という話になったら『どうして知りたいのですか?』と職員の方に聞かれたそうです。
やっぱり、むやみやたらと知らせる訳にはいかないんでしょうね。
母は端的に、相続で土地の境界についてクレームが入ったので、区長さんにご説明したい為と話しました。
結果、名前とその方の連絡先である電話番号(住所ではない)を知ることが出来ました。
後にその方に電話して住所を聞き、〇日の〇時に伺う約束をしました。
事前に母と私で下調べとしてご自宅を確認。
訳もなくソワソワ。何だか探偵っぽいなぁとワクワクしていたのは内緒です。



当日は土地について熟知している叔父と母の2人で、ご自宅に訪問しました。
私はさすがに遠慮しました。合計3人で押しかけたら圧迫面接みたいになっちゃう(^^;)

結果として、区長さんにはきちんと理解してもらえたそうです。
むしろ本題はそこそこに、世間話が盛り上がって1時間くらい話し込んだくらいで。



話がこじれなくて…ホッと一安心。良かった良かった(;´∀`)

今回法面(のりめん)の土地の問題をお話しさせて頂きましたが、全然珍しくない出来事だと感じます。
田舎はもちろんのこと、都会であっても少し中心から離れれば普通に法面や擁壁等見かけると思います。
それらには持ち主がいて、いずれ相続等で代替わりします。
なので、このような形で文章にならないだけで腐るほどの似たような事例(プチトラブル含む)があるんじゃないかなと思うんですよね。
それこそ、あなたの周りで今日もまた。



私のこの文章が少しでも皆様の参考や共感になれば幸いですけど、なるのかな~(;^ω^)




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