社畜あるある!?社畜精神は、一生涯切り替えられない?

外を歩いていたら、高齢のマダム2人が立ち話をしていました。

マダムA「昔、働いていた人はじっとしていられなくて」


マダムA「後5分あれば、これが出来る。10分あればこれが出来るってね」


マダムB「そうよねぇ」


2人は軽くそんな世間話をして、サッと解散しました。

そんなどこにでもある一コマに

(確かになぁ…)


と頷く私。

私も10年以上勤めた習性(習慣)が辞めた当初は全然抜けませんでした。

失業保険を貰うにあたって、どうすれば効率よくスマートに支給まで辿り着けるか。

辞めたからこそしなければならない事の漏れはないか。

自分がウッカリしていてやらないといけないことをスルーしていないか。

ブログもチャレンジしてみたいし、クラウドワークスもやってみたい…

積読の本や漫画もたくさん読みたいし…

と言った感じで、とにかくスケジュールを詰めていた気がします(自分の中で、半ば無理矢理)

『時間があるのにもったいない』

『何かやらなくちゃ』

強迫観念にも似た『ナニカ』に突き動かされていた気がします。

これはやはり『仕事をしている時の感覚』を強く引きずっている結果だと感じます。

自分で言うのもアレですが、元来私はもっとのんびり屋で、自由人で、今よりもっとマイペースだったと思うのですが…ん?おかしいな…

たかだか20年にも満たない勤務でコレですから、きっと60歳(65歳以上も)まで働いたらその仕事魂は骨の髄まで染み渡るのではないだろうかと思います。

なーんて、勝手なコトを言う私。

特に趣味のない人なんかはそうなるんじゃないのかなぁ…

そして、仕事を引退して『仕事ありき』のゴルフとか○○旅行とかさえ無くなったら…



さてさて、俺(私)の好きなものって何だっけ?
ウン十年前の学生の頃夢中だったコトって何だっけ?
はてはて、昔過ぎて記憶の彼方だ…

という悲しいことにもなりかねない(-_-;)

『仕事=好きなコト』という人は少数派。

それは間違いないことで、天職に巡り合え、その職に就けた人は幸運だと思います。


誰だって自分に合わない仕事、出来るけど情熱はない仕事を好き好んでやっている訳ではない…

でもだからといって、自分の理想通りには人生転がってくれない…

…自分がどこかどん底に転がることは多いけど(^▽^;)

私は正直、『セミリタイア』を手放しでは他の人には勧められないです。

しかし、セミリタイア目的でなくても、一度人生のどこかのタイミングで何らかの形で長い休みを(有給、休職、失業他…)取ってみると、今自分はどんな環境にいて、どんなことにやりがいを感じていて、これからどうしていきたいのかが、おおまかにでも見えてくるかもしれない…

ちなみに私は年末年始程度の休みでは見えてきませんでした…(;´Д`)

仕事納めに漕ぎつけて疲労困憊→ゆっくり休む→年始にお参りや買い物→仕事始めに怯え始める→出勤…

というルートを毎年通っていました。

付け加えると、私は土日休みだとすると日曜日になったら既に半分くらい仕事モードでした(日曜の夜ですらない…)

明日は早く出勤してコレとコレを終えて…午後はアレを…みたいな脳内予定表がチラつきました。

なので、当時は金曜の夜が一番天国でしたねぇ…(*´▽`*)

…それはともかくとして

現在勤めているならば、ONとOFFきちんと分けることは会社からどんな形であれ『ポイ』された後、特に意義を持つのではと感じます。

まとまらない文章にお付き合い頂きまして、ありがとうございました!

コメント

  1. deds より:

    仕事の癖が抜けるまで1,2年はかかるんじゃないかな
    よほど準備してたら別かもしれないが

  2. ある より:

    確かに今現在でも、在職時の癖は残っていますね(^^;)
    私は○○条件達成したら辞めてやる!という感じではなくて、半ばなし崩しで辞めた経緯があるので、余計そわそわしてしまうのかもしれません。

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