正規と非正規それだけではない社内の仕組み

『人体のしくみ』みたいな学習マンガ風のタイトルに図らずもなっていますね。


…独り言ですので、気にしないで下さい(;^ω^)

さて、正規と非正規問題はそれぞれの立場から言いたいことが山のようにある、永遠のテーマの1つだと思います。

しかし、今回これは置いておきまして、それだけではない社内の人間模様を絡めたお話をさせて下さい。

私の初期のブログにも書いてある通り、私が勤めていた会社は社全体に大規模な希望退職を募りました。
私は『希望退職』という括りでは、年齢的に何とか免れましたが…
希望退職であまりにも多くの人(優秀か否かに関係なく)がごっそり抜けた為、残留組にとってはかなりの負担でした。

詳しく書くと、万が一の身バレが怖い&ブログ閉鎖の事態になるので控えめに話したいと思いますm(__)m

『残留組』には正規社員、非正規(契約社員など)様々な立場がいました。
大体皆様のイメージですと、正規社員が一番大変(高度な仕事を引き受ける等)で、次に非正規の方々が大変という図式だと思います。

正直、正規社員の方が給与をたくさん頂いていて、滅多なことが起きない限りクビを切られる心配がないということを含め、様々な面で好待遇なのだから当然と言えば当然ですね。
私も手取り20万もいかないとは言え、なんちゃって正規社員だったのでそれなりにムチャ振り仕事も押し付け…いえ、頼まれました。

人がいなくなった状態で、それが重なったり、続いた結果…おやつの時間以降にお昼に行くことが不思議ではなくなりました。
上司も『俺が後はやっとくから、ご飯食べてきて』とは言いません。
…なぜなら、代わりに出来ないから。

…実際の実務が解る人が多く辞めた後なので、社全体がかなりの手探り状態でした…

しかし、そんな中でもきちんとお昼の時間帯にお昼を食べておられる人もいました。

それは正規、非正規という垣根は関係なく、一定の人です。

恐らくどこの会社でも『お昼交替制』はあると思います。
その人達はそれを遵守しているだけと言えばそれまでなのですけど…

お昼になかなか行けない人に


(大変だねぇー)


と思っても、積極的に手伝ってはくれません。
※お願ぇしますだぁ~お代官様ぁ~と泣き落としすれば、やってくれる可能性はUP↑
確約はありませんけどね…

自分がやっている仕事が急ぎでなくても


「これは、いずれはやらないといけない仕事だから」


と言う感じで…他人がやっている仕事を手伝うやる気はありません。
確かに自分が割り振られた仕事優先なのは理解出来ますけど、何だかなぁ…って感じです。
まぁ、ぶっちゃけ『そんなに働きたくないヨ』と暗に言っているのと同じです(私だってやりたくないヨ、やれって命令されたから仕方なくだよ( ;∀;))


そもそも、希望退職実施後に部署全体が手薄になるのは皆分かっていたこと。
だから『1人〇役出来るようにしよう』とお偉いさんが言っていたのに…

まー、理想とは違い、実際はこんなモンですよ☆

正規も非正規も関係なく、それで社内で通る人は通ります。

それは、上手く立ち回れるというのもあるでしょうが…

私が思うに、何となーくの見えない人間的格付けとでも言うのでしょうか。


皆様もご経験あるかもしれませんが、上司が強く言えない苦手な相手というのは、確実にいます。

つまり、そのカテゴリーに自分が入ってしまえばこっちのモンです!
私は入れませんでしたが(というか、今までそんなの意識したことなかった(;’∀’))

『目配り』『気配り』とか『皆で協力』とかは所詮スローガンであって…実際はこんな見えないしがらみがチラチラします。

つまり、会社(経営者)と同じで上の人もやはり部下の足元を見てきます。
上の人が強く命令や指示出来ない人の代わりに、逆らわない(逆らえない)人をとことんコキ使います!

この何とも言葉に表しがたい格差のようなモノを見て…

颯爽ときっちりお昼に行っている人達を見て…

(自分の体を壊してまでいるところかな…)


とお腹を空かしながら当時は思いました…


確かにこの会社には新卒からずっとお世話になっていました。それは感謝しています。


でも…(葛藤)

上の人がその更に上へ人員補充を掛け合っても


「人は補充しない。休日出勤している部署もあるんだぞ」


という内容で、一蹴されたようです。

他の部署は存じ上げないよ、比べないでよ…
ちなみに休みの日は基本休む日でしょうが…
人減らししたの、そもそもあなた達でしょうよ…
って感じです。

恐らく私の年代の賢明な方の多くは、歯を食いしばってしがみつくと思います、会社に。
そのバイタリティーも多くの人にはあると思います。

でも、私は無理。


これ以上、無理。


これだけが理由ではありませんが、辞める引き金の1つにはこれがありました。
半ば衝動的なのは否めませんが、辞めました。



そうでないと、ズルズルと居座り、どんどん辞めにくくなりますからね。



会社には正規、非正規では括れない『闇のルール』がございます、というお話でした。


こんなの、もうたっぷりと味わってお腹いっぱいな方が多いとは思いますが、それでも最後まで読んで下さってありがとうございました!


コメント

  1. deds より:

    頑張らないやつが一番正解の行動をしているのかもしれんなあ
    上も頑張るから仕事を与えているだけなのかもしれない。

  2. ある より:

    世渡り上手も立派な才能なんだと改めて実感しました…
    上司も仕事を振りやすい人に振るのは自然だと思うので、私を追い詰める意図はなかったのかもなぁ…と今なら思えます(当時は…(-_-))

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