シュロの木をノコギリで伐採。女性でも可!?

故・祖父が遺した土地は、宅地の他に田畑等の農地が盛りだくさん。

その農地の一部は当ブログでもご紹介している通り、私が畑としてお試し使用中です。

その畑のお話。何気に現在頭を悩ませているのが、こちらの…
『シュロの木』です。

どことなくハワイアンというか、ヤシの木を彷彿とさせるこの木。
皆様ももしかしたら見かけたことがあるかもしれません。


なぜなら、これは植えてもいないのに勝手に生えてくる厄介な木として超有名だからです。


恐らく全国で1000万回(テキトーな推測)はゆうに超える苦情が発生しているであろう、この悩ましい木。
我々の家も例に漏れず、いつの間にやら勝手に生えてどんどん成長した結果がコレです。
南国フルーツでも生ってくれればいいんですが、そんなことはない訳で…


放って置くと、どんどん成長して10mにも届いたりするとか。
そして写真をご覧の通り、足を引っかけられるレベルの(大きさや強度)枝等がないんですよね。
代わりと言うかオマケと言うか、富豪セレブを扇ぐような団扇みたいな葉っぱと、硬い皮等に覆われていて伐採のしにくさでは折り紙付き。

つまり、育てば育つほどに剪定や伐採がしにくいということ。
もしかしたら、梯子とか必要になってくることも?


これが厄介である大きな理由。


つまりは、早く手を打っとかないとヤバイってことです。



私は考えました。
抜根か、伐採か。

ネット情報ですが、抜根はかなり育つ前の小さい木でしたら、簡単みたいです。
が、正直そんなカワイイ盛りはとっくに過ぎてしまった状態。

4mはないかもしれないけれど、それなりの貫禄。


(…うーん、伐採かなぁ)


ダメ元で、ノコギリで切ってみることにしました。



ちなみについ先日、5月中旬に実施。


まず木の全体を見て思ったこと。
(毛むくじゃらで、邪魔…)
毛という表現は少々おかしいかもしれません。
正確には細いヒモが木にグルグル巻き付いているような感じ。
それを引っぺがしても、さらにまたヒモがある…
(マ、マトリョーシカ!?)
そんな感じの表皮に加えて、かったーい皮が木を守護しています。

(ノコギリの刃が入るかな…)
と恐る恐る刃を入れる私。
…ノコギリは細いヒモに絡まるし、皮にも度々引っかかる有様。
地味にストレスが溜まる…

まずは、伐採の為にノコギリの刃を入れる周辺の細いヒモや皮をノコギリで薙ぎ払い、切り裂く。
イメージ的にはこれらを削ぎ落として剥いて、木の本体を丸裸にするような感じです。

あらかた事前準備が終わると、いよいよ木の本体にノコギリを入れていきます。

木を倒す方ではない向きに、まずは半分くらいまで切っていきます。
そして今度は木を倒す方に向けて反対側から切っていきます。
もちろんある程度刃が進むと、木がグラついてきます。
その瞬間、木を足でガンっと蹴り飛ばします。
てぇりゃあぁッ!!
ムカつく誰かの顔や出来事を思い浮かべながら蹴ると、円滑に事が進みます(多分)

伐採完了!


見栄え?特に気にしません。伐採出来れば全てヨシ♪
ざっくりな自己流&説明なので、詳しくは専門のサイトにてご確認下さいませm(__)m

↓伐採後の切り株になります。

↓木そのものと、木に生えていた葉っぱを分離(切り離した)状態。

↓大きさの比較として、某メーカーのアルコールウェットティッシュを置いてみました。

…改めて見ると、割とデカいサイズの木だったんだなぁとしみじみ思う。
この伐採した木は、とりあえず放置しておく予定となっています。
場合によっては、今後引き取り業者を頼むかもしれませんが。


ちなみに伐採に掛かった所要時間は、1時間弱。
ノコギリは私のブログではお馴染みかもしれない我が名刀、ゴムボーイ(詳しくはリンク先を参照して下さい)を使用。生木も切れるよ。
そして、防刃手袋も装着してました。



シュロの木は女性でもそれほど大きく育っていない(3~4mくらい)なら、ノコギリでも伐採出来ると思います。
なぜなら、私自身は普段特にスポーツの習慣がない一般女性ですので。
とはいえ、私の主観には違いないのであくまで参考程度に。
まぁ、あまり真似する方はいらっしゃらないとは思いますが(;^ω^)



木の条件、利用する道具の種類、自分自身の体のコンディションによって違うと思うので、万が一伐採してみようと思い立った奇特な方は、くれぐれも慎重に行動を移すことをおすすめ致します。


自分で伐採しておいてアレですが…危険な作業ですので、本来なら業者に頼むのが安全だしベストだと個人的には思います。

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