とある日の昼下がり。
私は某ファミレスにてぼんやりとパソコンをパチパチ弾いていました。
すると、大学生の先輩とその後輩の男子2人組が来店しました。
会話が聞こえてくるくらいには席が近かったので、少し話を聞いていました。
後輩「就職、おめでとうございます!」
先輩「ありがとう」
そして食事を摂りながら、先輩は後輩に就職活動の失敗談やノウハウを伝授し始めます。
先輩「第一希望じゃない所で、正直に自分の第一希望を答えちゃったことがあってさ。その時一瞬で場の空気が変わったよ」
先輩「正直にそういうの答えた方がいいかなって思って。でも向こう(面接する人)からすれば『は?』って感じだよな。今なら分かる」
まずは失敗談。
そして、成功談へと話は進んで行きます。
先輩「…過疎の地域とそうではない地域の格差を減らしたいって志望動機で言ったよ。俺の親戚がちょうど過疎の地域に住んでてさ。しかも希望する就職先がある場所の近くでさ。これを絡めて話せばイケるかなって思った」
後輩「スゴいですね。俺なんて本当ゼロからっすよ」
先輩「あまり緊張し過ぎないのもポイントだよ。あと、そうだな…」
先輩「YouTubeでさ、元○○のユーチューバーのチャンネルとかあるからそれの真似させて貰った」
後輩「参考になりますか?」
先輩「丸パクリはしないよ。けど、自分なりにアレンジさせて貰った」
後輩「へー、YouTubeかぁ…なるほど」
へー、YouTubeか、なるほどー(^.^)
お、おぅ…
YouTubeを活用して就職活動をする時代になったことに、軽くカルチャーショックを受ける私。
私が就職活動をしていた頃は、学校の進路指導室へ行って色々とアドバイスを貰ったり、面接で話す内容を書いた紙を添削して貰っていました。
『軽い感じがしてしまうから、ここはこういう言い回しがいいよ』など自分では普段気づかない日本語を指摘して頂いた記憶が浮かんできます。
もちろん、この大学生も進路指導室的な場所や教授(就職活動に口を出すのかはちょっと分かりませんが)など人生経験豊富な大人にお世話になったとは思います。
しかし、就職活動をする上で『YouTube』も参考資料にするのは本当、世代だなぁ…と感じます。
確かに近年色々なチャンネルが開設されていますからね。
私の若い頃と違って(^^;)
そんなことをぼんやりと思った時間でした。
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