コロナの動乱が始まり、まだ完全には収まっていない頃の話です。
私は、コンサートに無料招待されていた友人のお供をした時があります。
友人のチケットで私も無料の恩恵を受けられたので、ラッキー。
ところでコンサートと言えば、色々と形態が思い浮かぶと思います。
全国、そして世界を駆けまわるプロ(集団)で、結構なチケット代のもの。
地元密着で親近感大、そしてお求めやすいチケット代のもの。
チャリティーコンサートで、名目上は無料だけど、寄付金を募るスタイル(例えば1,000円とか2,000円以上の寄付金をお願いしております、という文面がパンフレットに記載してあったり)
チャリティーコンサートかは定かではないけど、地元の有力企業がスポンサーになりその地域の住民にタダでコンサートを開いてあげたり。
…開催に至るまでのスタイルは、様々かと思います。
私が行ったのは、地元有力企業がコンサート開催費用を出していた形式。
しかし、内容がクラシックメインであるのと、特にイベントの日(例えばクリスマスとか)ではない為、お年寄りがとても多かったですね。
…それと若いお母さんと子供の組み合わせもチラホラ。
正直、20代~40代くらいの層はお子さんと一緒の人以外はあまりいなかった印象。
~お年寄りパラダイス~
私達の後ろの席には、ご夫婦であろう男女のお年寄りがいらっしゃいました。
コミュニケーション能力がいわゆる陽キャのソレであるおじいさんは、コンサート中以外で見知らぬ同年代のお年寄りに話しまくっていました。
そして、コンサート開始後はついつい1人でコメンテーター(割と声がデカい)になっていたり。
おじいさんの奥様であろう女性はたしなめますが、しゃべりは止められない止まらない、かっぱえび(以下略)
こちらは別の方ですが、私達の席の隣におじいさんが座っていたのですが、コンサートとコンサートの合間(1部と2部等の区切り)の休憩に席を外しました。
(トイレなのかな?)
と思ったのですが、結局最後まで帰って来ず。そのまま会場を後にして帰ったんでしょうね。
…お客様の年齢層が総じて高めだし、色々な人達が訪れているという感じ。
私達も含まれますが、こういうのを玉石混交というのかな(多分使い方違うな…(;´∀`))
恐らくですが、チケットの入手方法も様々でしょう…
ひと口に『招待』と言っても、家族や親戚から貰ったり押し付けられたり、懸賞のように抽選であたったり、主催企業やその取引先の関係者だったり、その家族だったり…
会場全体の雰囲気が
『仕方なく付き合いで来てるんだよ』
と言っているかのようなお客様の気怠いさを感じたり。
例えるなら、全然興味のない美術館や博物館に学校行事として強制連行されている学生のような…?
思えば、一応まだコロナ禍なのに会場ホールでは席を1つずつ空けたりはせずに、ギッチギチ。
かと思えば『(歌を)口ずさんだりしないで下さい』という注意はするので、少しちぐはぐ。
会場にいる案内係の人も何となくボランティア(?)を利用しているような(想像ですが…)
まぁ、タダで見させてやっているんだから文句言うなよ!と言われればそれまでですけどね…(;^ω^)
タダはタダなりの何かがある可能性が高い…
少なくとも、当たり外れがあるのは覚悟した方がいいかもしれないなーと思った日でした。
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