田んぼの水見をしております

田植え後の田んぼの水見(田んぼの水管理)を現在しています。
事情がありまして、祖父の田んぼの管理者が面倒を見られず、一時的ではありますが私が助っ人としてやっています。
田んぼの持ち主である祖父自身は高齢の為、稲作作業が出来ない状態で、巡り巡って私に白羽の矢が立った感じです。
…せっかく田植え終了まで漕ぎつけたのだし、放置するなんてしのびないですしね。

だが、しかし!!
正直申し上げて、自分の住まいは田舎とはいえ、農家の娘でも何でもない私。
つまりド素人。



田植えの後、水が並々と張られているのは見たことはあれども…
今までどう維持しているのかとか、メンテナンス(?)が必要なのかも知りませんでした。
農業を経験された方からすれば、失笑ものですね(^^;)



しかしこの度の機会。
一部ではありますが『水見』を経験。
2~3日に1回ですが、監視…否、見回っております。

‎農業用水路が引いてあるなら、そのまま放置しておけばいいんじゃね? とか勝手に思ってましたけど、取水口(田んぼに水を引き入れる玄関口みたいなところ)結構詰まるんですよね。 ‎
具体的には、手の平サイズのノーマルトマト(腐敗済み)や、果物とかです。 ‎


‎上流の果樹園等からどんぶらこと流れ着いたものなのか、近くの個人の趣味の木から流れ着いたものなのか不明ですが、結構取水口におすそ分けが詰まって、水を堰き止めます。 ‎
‎完全に詰まるところは今のところ目撃はしていませんが、田んぼを干からびさせる訳には参りません(;´∀`)‎


‎取水口にハイテクなアイテムを使っていれば、そういうことも滅多にないんだろうけど(悪戯されなければ)生憎バリバリ古風ゆえに、木の板で水を入れたり調節したりしているもので… (;^ω^)‎

さりとて、田んぼ所有者の祖父は専業農家でも、大規模農家でもないお家柄…田んぼ存続の危機を考えると現状維持のまま突っ走るのかな…

とにかく収穫まですくすくお育ちになってくれたまえ。

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: kakashi.png

そういえばある日水見をしている時に、お隣の田んぼの方が田植えをしていました。
ベテランとお見受けするオジ様2人とオバ様1人で田植え機を使って作業中。
それを眺めながら隣で黙々と水見をする私。

ああ、何て牧歌的!

…という訳はなく(;´∀`)

この時期ならお察しの、雨の中でございました。
私自身は傘&スニーカーという、舐め倒しまくったスタイル(靴下まで浸水しました…うぅ…( ;∀;))
かたやベテラン(推定)の3人は、レインコート的なものをしっかり着込み、万全な服装。
雨の中でも田植えを強行していたのは、この日が日曜日だったからなんだろうな…
それにしても、雨に全く動じない姿には貫禄があってただただ尊敬。

さて、それから日にちは経ちまして…

祖父の田んぼの水見(水管理)が今では習慣化。
2~3日に一度は、様子を見に訪れています。
すくすく育つ苗が可愛く感じている今日この頃(最終的には収穫&出荷してしまうんですけどね)
 

この日はお昼前に水見へ。
他所の田んぼでは畦道(田んぼと田んぼの間にある、人が歩くことの出来る道)に生えた草を草刈り機で刈っている光景が。
邪魔な草を農作業着に身を包んだオジ様がキュインと高い音を鳴らして刈っていく。

ああ、何て牧歌的…

というのも束の間。

日が照っていて、暑い。

雨が降っていない代わりに、体の水分が5割増のスピードで抜き取られます(誇大表現)


優雅に
『田園…ああ、あそこにいるのはカモね。カモが泳いでいるわぁ…』
という感じではなく。
『アッチィ…』
です(言葉遣いが(;^ω^))

そして、いざ水見現場の田んぼに行ったら…


干からびる寸前…!!


(…ゲッ…)

この数日前まで雨が降ってたりしたので、その時は水位が十分あったんです。
ただ、雨が降らなくなると…水位は…もちろん下がります。
(取水口にほとんど水が入っていないやんけ…)
慌てて取水口に水が届くように、木の板を調節。



サボると干からび一直線…



気を付けなくては(;´∀`)

~後日談~

田んぼの管理者が後日無事に復帰。
秋に私の叔父が稲刈りを完了しましたので、無事に事なきを得ました。
ほんの少しだけですが、農家の気分を味わえた期間でした!いい経験。

↓ちなみに、私が水見をしていた田んぼの稲刈り後。
綺麗に刈り取ってあります。

↓現在水はストップしていますが、滔々と流れていました。
写真から、何となく水位が分かる…かも?



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