若者の移住支援、キャンペーンは慎重に吟味!②

完全に前回(若者の移住支援、キャンペーンは慎重に吟味!①)の続きですので、未読の方はそちらから先にご覧下さい。

『地獄の田舎暮らし』という本を読破済ですと、より内容が味わえるかも…?

個人的には…
①極端にド田舎の村・集落は自然の流れでその代でおしまいにする。

②行政が多少お金を援助してでも、今からでも田舎在住の方にもっと都会へ移住してもらう。

【それこそダム建設の立ち退きのようなイメージ】

どちらかがいいのではないかと僭越ながら思います。

大々的なキャンペーンを開催して、半ば騙すように若者に来てもらっても…

↓こんな感じになるのは、想像がつきます。

若者「こんなはずじゃなかった。全然ゆっくり出来ない…ここは無理。また引っ越そう…」

お年寄り「草刈りは中途半端。頼んだこともしてくれない。なんちゅー冷たい奴らだ。ワシの若い頃はそんなんじゃ生きていかれなかったんじゃぞ…」

お互いに納得がいかないのは、当然の流れ。
だって、求めているものがお互い違うんだから。
恨みつらみだけが、どんどん積み重なっていくのはツラいものがある…

「いやいや。とはいえ、ド田舎から移住するヤツだけお金を貰うなんてズルくね?」
と思うかもしれません。ですが、ド田舎へ至るまでのインフラや維持費を考えれば…もしかしたら安上がりになるのでは?
というか、大体なると思う。

そして、それで浮いた税金分をどこかに還元(究極、現金振込とかあったらロマンがありますよね)すれば、その地域全体で幸せになるのではないでしょうか?例えどこに住んでいたとしても。

希望的観測ですが、一時的にでも経済活性化するかもしれません。

話は変わりますが…
考え方によっては、もはや今の時代にド田舎に住むということは『慎ましい生活』どころか、田舎と都会に住んでいる人全てを巻き込んだ多くの税金で成り立っている『贅沢な生活』と言ってもいいのかもしれない。

時代の変化、それに伴った考え方の変化ゆえ…かな。
良いのか悪いのか…どうなのか?

「どうしても、この集落を存続させたいんじゃー!ワシはァ…!!」
という熱き魂がある方もいるでしょう。

かたや…
「生まれ育ったところだから愛着があるんだよね…何となく残せればいいなぁ~」
というふわっとした感じの方もいると思います。
というか、普通の田舎ならばそれが大多数かもしれません。

言えるのは…確固たる意志や奇策、行動力がなければきっと衰退の一途を辿るド田舎は多いと思われます。

当たり前ですが、その残したい村・集落を『これから』へ引き継いでいくのは、現在生きておられるご老人ではなく、現役世代の方々なのだから。

まとまらなくて申し訳ないですが、皆様はどう思われるでしょうか?


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