忘れもしない、職場での説教タイム

ふと今でもフラッシュバックする職場での思い出。
ヤマなし、オチなしのアタシの昔語り。お付き合い下さる方は、よろしくお願い致します。

私はかつて事務仕事をしていたのですが、皆が仕事で使う○○帳を作っていた時があります。
ホチキス止めして黒のカラーテープでそこを保護してというバリッバリの手作り感満載、パッと見メモ帳。
今思えば、どこかでそれ(似たようなものも含む)を買うか、もしくはその作業を委託することは出来なかったのか?と疑問が残りますが…とにかくその任務を拝命していました。
仕事の合間合間の片手間で作業していたイメージ。

実はその作業、失敗したことがあるんですよ。
ホチキスをうっかり逆にとめてしまって、気付いた時には時すでに遅し。



そのホチキスは除去したものの、ホチキスの穴が開いたものは、当然ながら見苦しい。
そして永遠に穴が塞がることはない。そう、神が与えて下さる奇跡でも起きない限り。

ウチの社員だけではなく、お客様も目にし触れるものですので、それはもちろん破棄になったのですが…
この時の失敗は、メチャクチャ怒られました。


まず直属の上司に怒られ、その後にその上司と連れ立ち、私は別の階にいる部署のトップの席へ連行。
『ミスの報告』です。
当時の私の部署のトップは、複数の階にいる社員を取りまとめる管理職。
基本的にはその彼がいつもいる階に、我々がそっとお邪魔する感じでした。



それからの説教…というか嫌味が、ネチネチ激しかったのを今でも思い出します。

「こんなミス初めて見る」
「何でこうなった?」
「ちゃんと確認はしたのか?」

ということを少なくとも十数分かけて炙られるように言われた記憶が。

私と一緒にきた当時の直属の上司は庇うどころか…
「本当、どうしてこうなったんだか分かりませんよ」
ハハハ…
上司の私は関係ありませんよ。悪いのはコイツ。バカじゃねーの、全く勘弁してくれよなー。
みたいな感じで非常に香ばしい上司で、いっそ清々しかった。




部署のトップの居城みたいなフロアなので、良い意味でも悪い意味でも私の事を深く知っている人もいない。
無論、助け船などどこからもあるはずもなく…
孤立無援とは、こういう時に使う言葉なんだな(;´∀`)

社員やお客様が記載する前のまっさらな状態の帳面を無駄にしただけ…と言い訳が心の中で沸々。
もちろん、口には絶対出しません。態度には漏れ出ていたかもしれませんが。


とはいえ、ミスしたのは事実なのでひたすら謝り倒すしかない末端の兵士(会社員)である私。


ひたすら粘着力のあるしゃべりを聞き続けたあの日。

ああ、消えてしまいたい…

そう思ったことは、今も私の脳裏に鮮烈に焼き付いています。



皆様にはそんなエピソードありますか?

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