アムウェイヤバイぞ!体験談

結論から言うと、会員にはなっていません。


アムウェイ商品の売り子とは化しませんでした。

その①

マルチ(まがい)商法にひっかかるとあっという間にお金なんて吹っ飛びますので、経験談としてちょっと語らせて頂こうと思います。
お付き合いして下さる方はよろしくお願い致しますm(__)m

私が20代の頃、昔からの友人の家へ遊びに行ったことがありました。
事前に「会わせたい人がいる」という趣旨の話を聞いていたので…

(ん…?)

と微かに思いながらも、友人なので深く追求はしないまま了承して、当日に。

友人によると、会わせたいその人とはスーパーかショッピングセンター的なお買い物の場所で出会い、そのまま仲良くなったとのこと。
別に以前から顔見知りという訳でもなく、身内の知り合いという訳でもなく、会社の先輩という訳でもない、年上の女性。

いえ、別にそういう繋がりではない人間関係もたくさんあると思いますよ?

でも『それなりに仲良くなるきっかけ、理由』に私自身はスーパーはなかなか入らないなぁと思っていました。

さて、その女性はメチャクチャ明るくて話し上手でした。
どちらかというと人見知り(というか警戒心がある)する私に対しても陰りのない笑顔。友好的な物腰。



世間話はそこそこにやがてアムウェイの商品の話に。

※商品の詳しいことは省きます。ネット検索でたくさん情報が出ております。

日用品(キッチン用品から食品まで)などの商品の良さを熱心にアピールしてきました。

私の友人も結構な高額キッチングッズを購入したようで、正直身の丈に合ってない買い物に見えました。
…実は、後でこのことを本人に軽く忠告したのですが、あまり心に響かなくてもどかしい思いをしました。

話は戻りまして…

(こりゃ、ヤベェな…)

と心で即思ったのですが、この時の私にはちょっと謎の好奇心と無謀さがあって…

(このまま少しこの組織を見てみたい…)


と思ったんですよね。ただのアホですが…

アムウェイから安い飲み物を購入して、アムウェイの女性と連絡先を交換した後、まったりとした空気の中この日はお開きになりました。

少し話を逸らしてしまいますが、今回唯一救い(?)があったのは、今回アムウェイに関わるきっかけを作った古くからの友人自体がガンガンアムウェイの商品やマルチ商法システムの仲間(歯車)になることを勧めなかったことですね。

もし、アムウェイに完全にどっぷり染まり2人がかりで私を追い詰めていたら、彼女とは最悪、縁を切っていたかもしれません。

その②へ続きます。

その②

アムウェイの女性と連絡先を交換してから、当たり前ですが積極的に『お誘いメール』が届くようになりました。

だって、向こうからしたら私、カモだもん(≧▽≦)

自分でその自覚があるので、妙に頭が冷静にハイ(?)でした。

さて、集まりには私の古くからの友人も同席している場合もありましたが、ほぼアムウェイ女性+その仲間内といった感じです。

※皆様は真似してはいけません、念の為。
かなり危ない橋渡ったなと自分で思います。

アムウェイの仲間内でバーベキューに行ったり(会費はもちろん徴収)

建物一つを貸し切り(アムウェイメンバーの誰かの所有物かもしれないけど)食事会したり(会費はもちろん徴収)

勧誘の定番のファミレスでだべったり…

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: bbq_couple.png

不思議なのは、上記のイベントの時に『アムウェイ』の話は一切なかったんですよね( ゚Д゚)
多分傍目からは、ただただ仲の良い地域の何かのサークルのように見えていたんじゃないかな…

そして毎回毎回同じメンバーではなかったのですが、幅広い年齢層と性別の方がひしめいていましたね。
イメージで言うと、親戚一同大集合!みたいな感じ。
アムウェイの商品ラインナップ的に万人受けするものも多いので、当然と言えば当然でしょうか…

それにしても、本当に集まっている層がバラエティーでしたね。

20歳そこそこの明るい女の子や、それなりのグレードの車を乗り回しそうなセレブお嬢様や、何かの習い事の上品な講師…
かと思えば冴えない独身男性達(失礼ですが、第一印象で)や、人生諦め気味の中年男性、定年前後くらいのマダム等々…

ここに集合するに至った事情を深く突っ込むとドブドブ…じゃなかったズブズブ変な沼に引きずり込まれそうでした。
なので私は、話す機会がある時は当たり障りのない話をしつつ、場を濁しました。

結局数度、茶番イベントに赴きましたね。
もちろん自分でも休日や会社終わりの貴重な時間を、こんなのに使って何やっているんだとは思いましたが…
その時の私は下手で良くない好奇心に完全に支配されてしまっていたのです。

見ていて分かったのは、カモゲットする側とカモられる側がいるんだなぁということです。

不安などの心の弱さを煽って利用しているんだろうなと推察出来ました。

それは皆のたわいもない雑談から分かります。
自分の会社生活、家庭生活などをざっくばらんに話して、カモる側に聞いてもらっているのですが…

きっと別の日に裏で

「アレには今これが一番いいよ」

「コレで悩みは解決よ!」

とか、カモの個々人に勧めてるんだろうなぁ、と。

このようなセールス色を薄める為にこのようなリア充イベントをたくさん開催しているんでしょうな…
もしくは、本心から偽善と気づかずやっているのかもしれませんが…

さて?

その③へ続きます。

その③

さて、アムウェイ女性と愉快な仲間達との付き合いも何度か経験を積んだ私ですが、その中の一回、彼女の自宅に招かれた時がありました。

もちろん、アムウェイの商品(この時は女性には鉄板の化粧品だったかな)の熱烈宣伝は欠かしません。
アムウェイの商品ラインナップは本当に多岐に渡って恐れ入りますね。

ですが彼女の1番の目的は私に『買わせる』のではなく私を『売らせる兵隊に仕立てる』ことでした。

アムウェイの商品の素晴らしさはもとより、いかに企業理念が素晴らしいかなどを冊子を使い熱弁。
そして、売る立場としてのセミナーに行かないかと誘ってきました。
ヒョコヒョコ行った先には、勧誘の猛者がさぞかし勢揃いしていることでしょう(^^;)

さすがにそこまで行くとアムウェイから逃げづらくなるのは明白。
丁重にお断りしました。

ただ、一度断ったからといってあからさまに不機嫌にならないところが不気味と言うか、凄いプロ根性だなと感じた覚えがあります。

へこたれません、勝つまでは!的な…
まぁ、勝たせませんけど…

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: okotowari_shimasu_man.png

そして、私は謎の好奇心がもうなくなったので、だんだんアムウェイネットワークから距離を取り始めました。

疎遠にしていたにも関わらず、アムウェイ女性からの『イベントお誘いメール』はしばらく続きました。
しかし、全てキッパリお断り。

それを続けていると、諦めたのかメールは止みました。

でも、ふと1年以上経ってもメールがひょっこり来たので、隙あらば獲物は逃がさない!!と虎視眈々と狙っていたのかもしれません。
さすがの今現在は、彼女とは完全に断絶しているので、実際の心境は知るところではありませんが…

私を誘ったアムウェイ女性の旦那さんはいわゆる自営業で、そこそこ裕福そうに見えました。
なので、暇な妻のセレブなお遊びだったのかなーと勝手に思っています。
旦那さんも特に反対していないみたいだったし、ドップリハマっちゃったんだろうな。

以上、若かりし頃のムチャな体当たり体験でした。

私はおバカな行動をしてしまいましたが、皆様はくれぐれも首を突っ込まないで下さいね(;^ω^)

…私のは、無鉄砲でおバカな行動。
ですが、真面目な話…アムウェイを含む『マルチ商法』は闇深いし罪深い。


私はこちらの『妻がマルチ商法にハマって家庭崩壊した僕の話。』を読んだのですが、現実をそのまま淡々と書かれています。

妙な脚色がないのがリアル。
著者の男性が最初に感じた奥様の違和感。
でもあまり深刻にならずに(深く考えないように)しているところ。
見て見ぬふり、半ば諦めのスタンス寄りでいると…奥様がどんどんおかしくなって、マルチ商法関連中心の生活になって、周りの人が離れて行って…ついには家庭そのものも崩壊。
もはや改善が難しく、結果『離婚調停』までして離婚成立へ…
壮絶な内容でありながらも、激情をぶつけるようなものではなく読みやすい文章だと感じます。

著者自身の体験の他、同じくマルチ商法被害体験をした方の声・叫びも載っています。
『マルチ商法』の分析も納得させられますし、思わず頷いてしまう…

是非、マルチ商法に関わったことのある方、身近な人や周りの人がハマっている(いた)経験のある方、そして自己防衛をしたい方、一読をお勧めします。
敵を知れば何とやら、です。



日本アムウェイに6カ月の一部取引停止命令が出されたことを受け、記念(?)に1本記事を書きました。
アムウェイに勧誘されやすい人の特徴を考えてみたもよろしければご覧下さい。
私の主観でお送りしています。

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