ほんのり前回(税務署へ確定申告相談しに行ってきました!)の続きなので、未読の方はそちらからお読み下さると幸いです。
さて、税務署の担当の方に相談したのが前回。
時間にして大体1時間くらいガッツリ話したと思います。
出来るだけ具体的に情報を知りたかったので、本番の確定申告に使う書類をファイルにまとめて持ち込みました。
用意するのは大変かもしれませんが、準備万端で訪れることをおすすめします。
二度手間は出来れば避けたいものですし。
相談内容として1つ例を出すと…
私「この『土地分筆登記申請』の費用は経費の扱いになるんでしょうか?」
そう質問しつつ、手続きをしてくれた事務所に支払った金額が書いてある紙を担当の人に見せる私。
ちなみに、『土地分筆登記申請』について当時の様子を知りたい方はこちら(土地売買にあたり、測量士等がいる事務所に依頼!)で語っているのでよろしければ!
担当「拝見します」
目を通した後、何とも言えない表情をする担当の人。
担当「これは…今回の不動産売却の件に100%経費として計上するのは難しいかと…」
現実としては、今回の不動産売却をする為にこの手続きを踏んだ訳です。
しかしながら、今回売却する部分と残される部分がある以上は2つに関わる費用である、と。
私「半分は経費扱いになるとか、ですか?」
担当「…どのくらいの割合になるかは、何とも言えませんね。ただ、100%ではないということだけは…」
という感じで、バシバシ聞いてみると疑問点がどんどん解消されます。
そして…ついでにこの機に聞いてみたのは『ふるさと納税』についてです。

皆様も実際にやったことがあるなしに関わらず、1度は耳にしたことがあるのではないでしょうか?
私も前職の時は少しだけやっていました。
端的に言うと、寄付をして返礼品を頂くシステムであるアレですね。
詳しくは、丁寧かつ熱いサイトがたくさんあるので割愛させて頂くとして…
『居住用財産の譲渡所得の3千万円特例控除』が受けられない我が家としては、何とか一矢くらいは報いたいとの思いからこちらの質問をさせて頂きました。
私「ふるさと納税でいくらか節税(みたいなもの)が出来ると聞いたのですが…」
担当「それは(住民税に関わってくる為)市区町村の管轄になるので、役所の担当部署に聞いた方が良いですね」
税務署の管轄は所得税ですが、不動産の売却には住民税もつきもの。
一応、住民税が後で別に請求(あえてこういう言い回しをします)されますよ!という案内はしているようです。
が、詳しくはやはり市区町村へ!ということのようです。
ということで、お邪魔しました!市区町村の役所に。
私の棲息するところでは『納税処理をする部署』『納税全般に関することについて答えられるプロ部署』で、分かれていました。
当然ながら『納税全般に関することについて答えられるプロ部署』に突撃!
私「来年度の住民税の概算を知りたいのですが…」
と言いながら、今のところ最新版のe-Taxを利用して作成した仮の確定申告書類(母名義)を提出。
担当「承知しました」
私に書類について確認を取りながら計算。
そして…
担当「この紙の情報の通りに住民税額を出したところ○○円になりました」
(…………………………)
(ハッ!一瞬昇天してたわ…今まで生きてきて、オラ、見たことねェだよ、そんな金額!!)
というくらいの住民税額でした。しがない事務員(かつての私)は一生見ないだろう…きっと。
改めて『居住用財産の譲渡所得の3千万円特例控除』が使えないことに悔しさを覚えてしまう。
未練がましいな!!
担当「あくまで現段階ですから。他に何か要素があれば…また金額が違ってきますので…」
と、ふんわり慰めてくる担当の人。

気持ちを切り替えよう。
(ふるさと納税について聞かなくては…)
私「ふるさと納税って出来ますか?少しでも取り戻したいというか、何というか(^^;)」
担当「控除上限額ですか?計算しますので少々お待ち下さい」
待つことしばし。
担当「○○円ですね」
…当たり前かもしれないけど、本来払うべき住民税全てを他の地域に寄付することは出来ないんだな。
何が言いたいかと言いますと、かなりふるさと納税に使える金額が絞られている感があるような…
びっくりするほどのインパクト&旨みは正直ないかなぁ…うーん。
私「分かりました。ありがとうございます」
という訳で、急いで今年中にその枠を使わないと。
何故なら『不動産売却の利益(と見なされているもの)』は、今年に発生したもの。
今年のものは今年にケリをつけなければ、今年のデータを利用する来年度の住民税には反映されないのです。
少しでも税金に反抗する為、ふるさと納税頑張ります!(謎の意地)
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