学校も会社も結局人間関係で疲弊する

皆様は学生時代、人間関係は円滑でしたか?


『超充実していて、最高のダチばっかりで完璧』という方もいらっしゃるかもしれませんが、多くは
『ちょっとアレだった時期や特定の苦手な人がいたなぁ…』と多少なりともほろ苦い(というか激苦…)思い出もあるのではないでしょうか?

私も細かいことから大きなことまで、振り返ると色々とあります。

年季の入った布団を久しぶりに叩くと、埃が見事に舞い散るように(分かりにくい表現ですね(^^;))

まずやはり俗に言う『スクールカースト』っぽいものがありましたね。


私が学生の頃はそういう明確な言葉はありませんでしたが、力関係は存在していました。

だからと言って、常に上位が威張り散らかしている訳ではないです。
クラスを引っ張る姉御グループとして君臨していた感じです。



発言力が多少強く、割とズバズバ言いたいことを言う目立つ集団ですね。
私個人の感想としては、皆をまとめてくれるパワー(多少強引でも)があるのでサンキューってところもありました。
まぁ、たまに小馬鹿にしてからかってくる人もいましたけれどもね(^^;)

正直なところ、クラス全体でコミュニケーションを十分に取っていたかと言うとそれは怪しく。

カースト制で言う、上位であれ下位であれ、基本的に同じ教室空間にいてもそれぞれのグループで人間関係が完結することが大半です。
稀にグループを掛け持ちするフットワークの軽い社交的なタイプもいますけど。

私は割と鈍感なタイプなのでアレですが、クラスの中には薄氷の上をそろーりと歩くような気遣いをしながら日々を過ごしている子もいました。
ヘタな発言をしたら、すぐにいじめ(まではいかないにしても、よそよそしくされたり)になる恐怖、強迫観念みたいなものが彼女の心には巣食っていたのでしょうね。

良く昔の(昭和とか)漫画やアニメだと、大人しくて今風で言う『陰キャ』の子がいじめのターゲットとしていたぶられる描写がありますね。
そういうお決まりのモノに限らず、出しゃばったり空気が微妙に読めなかったりする子もそういったターゲットにされていたような気がします。
ガッツリいじめられていなくても、かなりの陰口を本人があずかり知らぬ場所で大放出されていたりとか。

まさにどんな性格であれ、どんな優秀な成績であれ私達の『和』を乱すヤツは『排除』的な…

こうやって学校で成長し卒業して、社会人になったとしても
学校→会社に舞台が移っただけで、結局『人間が集まる』ということ自体は変わらないのだから、また同じことが繰り返されます。

そんなに人は社会人になったからと言ってすぐに聖人君主みたいになりませんからね(^▽^;)

仕事の『係』ごとに『グループ』が出来て
『カースト上位』は『花形部署』で…
利害関係が絡むので『スクールカースト』に当てはめるのはちょっと無理があるかもですが…

こうして、自分の利を求めながら…かつ損をしないように、また面倒な人間関係を築き、続けていくのです。

ウム、疲れる!!

『係』(グループ)が違うと、意識無意識問わず、若干冷たく知らんぷりしていたり…
そういう光景って割と珍しくないはず…

それはいきなりそうなった訳じゃなくて、学生時代から続く習慣から来ているのかなとも思ったりします。

でも、会社ではそれが許されないことも多々ありますよね。

『チームワーク良く、効率良く、生産性向上!!』

って感じで…

学生時代、あまり『全体で取り組む』というのに慣れていない人は急に環境が変わって疲れるのでは?と思います。

私もどちらかと言えば、個人主義で過ごしていたので辛いものがありました(;´∀`)

『(仕事)手伝います』と言うのも、勇気が要りました…(言わなかったら言わなかったで後々アレですので…)

歳を取っても、どこへ行っても、多少なりとも人間関係からは逃れられないですね…
永遠の課題かもしれません。


せめて出来るだけ穏やかな関係を維持していきたいものです(;・∀・)

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