一般的に稲刈りの時期は9月がシーズンのようですが、故・祖父の田んぼの稲刈りは10月に実施しました。
我々遺族が稲作をするのは最後の秋。
祖父が亡くなったことを機に来年度からはもう作らないことが決まっています。ただ、適宜草刈りはする予定です(母がこれらの農地も相続した以上は、管理義務が必然的に生じます)
一応、前回の続きとしてお読み下さいませ。
さて、稲刈り作業はバインダー(稲刈り機)で叔父がしたのですが、人が乗れるものではないので機械を持ちながら稲穂の中を歩いて刈っていくので大変です。
私はその後の田んぼを見ただけの冷やかしです(ヲイ…)
お疲れさまです、おじさん!
稲を刈った後の様子。
脱穀機で処理する為に、あらかじめ稲を整列させていきます。
こちらが脱穀機になります。
使い込んでいる感が凄い…でもちゃんと動きますよ(´▽`)
田んぼに脱穀機、いざ投入!
脱穀後の稲わらになります。
母に聞いたのですが、こうやってわらを束ねることを『藁(わら)まるき』と言うらしいです。
何だかお味噌で有名な『ハナマルキ』と響きが似ているなぁ…と、しょーもないことを思い浮かべる私。
全然知らない言葉で、自分の無知さを実感します…(^^;)
脱穀した後のブツは乾燥機にかける予定となっています。
出荷までの道のりはまだ遠い…
でも今回が見納めだと思うと、ちょっと感慨深くなりますね…
さて、叔父が稲刈りから出荷までの作業を進めているのと同時に、私と母がやっていることがあります。
ズバリ『育苗箱』の片付け。
『育苗箱』とは、苗を育てる箱のことです。
皆様がよくご存じの田植えをする前段階で、この箱に種まきをして苗を育てる作業をします。
私も幼い頃に手伝ったので、この箱は思い出深いですね。
…でも、こんなにあったんだっけ?知らなんだ…
ちなみにですが、百ウン十箱あるらしいです。
ヒエエエェ…お代官様ァ…(>_<)
とりあえず並べてありますが、これは長丁場になりそうだな…
これらをそれなりに綺麗にして、農協に引き取って貰う手はずです。
…引取手数料はかかるようですが、背に腹は代えられないので仕方ないですね。
やはり、使い込んでいるのもあって結構汚れています…
最初は蛇口に陣取って、スポンジでゴシゴシ洗っていたのですが…
水道水を大量に使う&育苗箱のボコボコしているところの汚れが思うように取れないので、途中からタオルで水拭きスタイルに切り替えました。
細部までの汚れは落とせませんが、概ね綺麗に出来るし、何より時短になるので妥協することに。
諦めって肝心ですよね(;´∀`)
こんな感じで着々と水拭きをしている我々の秋。
ああ、秋なんですねぇ…(黄昏タイム)
故・祖父宅近くの実りの秋(柿)をサラッと載せつつ、今回はこれにてm(__)m
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