まだまだ続く、クリーンセンター通い。ヘルメットは持ち帰り。

故・祖父宅の遺品の片付けは、年明けもまだまだ続いています。

今回は年が明けて一発目のクリーンセンターでの記録を。
三が日が過ぎたとはいえ、まだまだお正月気分が漂っているのか、クリーンセンターは年末とは打って変わってガラガラに空いていました。
年末のクリーンセンターの混み混みゴミゴミ具合が噓のようだ…



さて、この度は空いているからなのか車の積載物を舐めるようにじっくり品定めする、受付の人。
べローン(効果音)

「ヘルメットは仕事用ですか?」
恐らく祖父が土木の仕事をしていた時のもの…だと答えましたが、実際はよく分かりません。


「仕事用は受け付けられないんですよ。ヘルメットは持ち帰って下さい」
まぁ、持ち帰れと言われれば持ち帰るしかないな。
いずれゴミステーションにこのヘルメットを燃えないゴミとして出すしかないから、結局はこちらに舞い戻るけども。


「バケツは何に使っていましたか?」
尋問(?)が続く。


これも推察ですが、祖父は田んぼやら畑やら作っていた訳で…
家庭菜園に使っていたと思う、と答えました。



受け答えが終わると、お馴染みのゴミ集積場へ。
先客の車は1台しかいなくて、やっぱり年始は空いているなぁと改めて実感。
それに加え、集積場の現場監督みたいな人が普段は1人か2人のところ、6、7人いました。
(こんなにヘルメットの方達が集結しているの、初めてみた…)
謎の感動を覚える私。

↓黄色い樽、農作業休憩時の腰掛けにも使えるビールケース(ジュースケース?)、何かの板等々…


そして写真には入っていませんが、かなりの年代物の『家庭用編み機』(毛糸等を編んで色々と作れる機械)は重かったですね。


これは横長で、ざっくり言うとハーモニカが何倍にもなってオバケになったようなイメージ(何だ、この例え)
古いということもあり、母が量ったら12㎏あったそうです。重いはずだ…

これは凶器になり得るレベルだからなのか、通常の粗大ゴミ集積場とは別の場所に持って行くように指示されたので、従います。

そして…
「あ、ヘルメットは持ち帰って下さい」
集積場現場監督にもお持ち帰りの念押しをされる、祖父のヘルメット(;^ω^)



ちなみに以前の記事にも書いたかもしれませんが、係の人は指示をします。
しかし、それだけ。当然運ぶのは手伝ってはくれません。
母に聞いたのですが、以前クリーンセンターに1人で高齢女性(推定70代)の人が軽トラにてタンスを運んで来たらしいんですよね。
タンスは多少運びやすいように裁断されていたようですが、それでも結構重いです。
歳には勝てない、とはよく言いますが、まさにそれで。
ゆっくりゆっくり軽トラから集積場へ運ぶ女性。
それでも、係の人は手伝わないのを徹底していると母は言っていました。



『大変な思いをして運びたくなければ、お金を払って業者に頼んで下さい』
というのも、もちろんあるとは思いますが…
『この人の運ぶ作業を手伝ったら、他の人の作業も芋づる式に手伝わなければならなくなる。不公平に繋がるから。だから、一度そのような行為をしてしまうとキリがなくなる…』
というのもあるんでしょうね。


こういう公的なものは、良くも悪くもルール最重視なんだろうな。

以上、新年明けましてクリーンセンターの体験でした。



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