自賠責保険値上げ。被害者救済を盾に、実は…

車やバイクを所有している人にはお馴染みの『自賠責保険』が近頃また世間を騒がせているようです。

騒がれている内容の詳細は【自賠責積立金6000億円借り入れ】とネット検索して頂ければ、たくさん関連ニュースやご意見・怒りが出てきますので、読んでみてね。

そもそも自賠責保険とはなんぞや?

自動車、二輪車等の所有者に支払いが義務がある保険(またの名を強制保険)です。
それらの保険料は、ひき逃げや無保険車による事故被害者の保障等に使われているというのは周知の事実。


そこに月々の保険料値上げの一報。


「被害者救済に使われるのなら…じゃあまぁ、値上げも仕方ないのかな?」
そう思われる方もいらっしゃると思います。

「ん?確かに交通事故は痛ましいし、被害者の支援はしたい。だけど、交通事故が急増している訳でもないのに、なぜ今値上げなんだろう?」
転じてそのような疑問を持つ方もいると思います。

実はこの自賠責保険の保険料は運用されており、運用益は『特別会計』として財源に組み込まれ交通事故被害者保護施策に投入されます。

『一般会計』ではないんですよね。

ところが税収不足を理由にして『特別会計』から『一般会計』へ繰り入れ(貸し出し)が行われたことがあります。

財務省「借りられて良かった♪」

財務省「でも、借りたら返すのかぁ…返すの大変だな…一応少しずつ返しているけど全然間に合わないや」


財務省「そうだ!車やバイクを乗り回しているヤツらからむしり取ればいいじゃん!」

という訳で、めでたく自賠責保険料を今までより多く徴収するという結論に至ったのです。

…財務省の愚かな行動、失態の代償を国民が払っとくれや!ということです。
というか、その借りたお金を一体何に使ったんだろ?そこも謎。
大金を借りてまで成した大義があったのでしょうか?

とにかく結局、借りパク(借りたまま返さない)の尻拭いヨロシク( `・∀・´)ノってことだよね。

FUZAKENNA!(ふざけんな!)ですよ…
本当、国民を都合の良い財布だとしか思っていないんじゃなかろうか…

この間ブログに書いた走行距離税の件にも憤りを感じますが…
これも相当なヤバさで頭が沸騰しそう…


うーん、車やバイクのユーザーをベロンベロンに舐めているということは骨の髄まで実感(皮肉)

…嫌だなぁ。

車社会にとって必要なものなのに、自賠責保険の信頼が揺らぐようなニュースですよね。

何らかの仕組みで任意保険の方を強制加入させるようにして、自賠責保険を将来的には廃止とか…
もしくは国か民間かはたまた両方で、全く別の組織(新生自賠責機関(仮))を作り上げるとか…


いや、我ながら浅い考えだなぁ…(-_-;)


私の付け焼刃の思い付きだとそんな案しか思い浮かばないですけど、革命を起こしたい気分。
国民にとって最適なシステムが欲しい。

皆様はどう思われるでしょうか?

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