会社の待遇、男女で差別・区別…時代錯誤は企業そして国ぐるみ

昔の話をします。
と言っても、日本人がサラリーマンとして働くのが浸透してきたくらいからの話ですが。

戦後から高度経済成長期と目まぐるしく変化してきた時代があります。当然私は存じ上げぬ時代。

その頃は女性が家庭。男性が仕事という役割分担が暗に決められている風潮がありました。

その時代を生き抜いて来た方はもちろん、お若い方であれ昔の娯楽映画やドラマ等の作品に触れたことがあると思います。
そこに顕著に出ていますね。

さて、今の時代『専業主婦』と言うと…
「よほど旦那さんが高給取りなのね。羨ましい」
「三食昼寝付きじゃん(笑)」

のレベルまでうっかり口にする人もいるでしょう。

個人的には、人のライフスタイルに口を出すのはいかがなものか?と思います。
夫婦の実際のところは、良く知らない赤の他人には所詮分かりませんから。



資産家や大実業家のお嬢様を妻とされている方もいるかもしれない。
そんじょそこらの奥様よりも節制を頑張って、夫婦一丸で資産形成しているタイミングかもしれない。
体の不調でたまたま旦那さんだけ働いている時期なだけかもしれない。
それぞれ事情がある訳なので(;´∀`)

そして望んで『専業主婦』をされている方もいれば、そうでない方もいます。
ある程度年輩の方(50代~)だと、結婚=寿退社(復帰しない前提)というケースも多いです。

今までお世話になっていた会社に…
①正社員として復帰出来ればお赤飯レベル。


②パート等の非正規で復帰出来れば、まずまず。


③専業主婦のまま。まー、現実そんなもんよね。


…みたいな?


いくら復帰したいと言っても、会社側の雇う気がなければそもそも始まりません。
「女性は腰かけだから、すぐ辞める。だから使い捨て…」
という方向の人事をしていれば、復帰は困難。夢ですらある。

もちろんセットで
「辞めるんだから、出世なんて要らんだろ。テキトーに事務と接客で使うか」
入社したその瞬間から、出世の道はほぼなし、とか当たり前にあったでしょうね。
世代柄、就職はしやすかった方でしょうけども、反面。

仮に男性で置き換えてみるのなら…
「大体我が社では、40代で課長になっていないと出世コースから外れるぞ。あ、ちなみに君は新入社員の時の様子で見切りを付けたから、一生ヒラで安泰だな。ガハハ」
と言われるようなもの。


まぁ、モチベーションは当然に上がりませんわな。


「入社してすぐに私(俺)の何が分かる!」
勝手に決めつけるな!と。
いくら仕事に熱意があって、これから失敗をバネに頑張りたいと思っても…どうしようもない。

ここまでダラダラ語ってきましたが、このような社風の会社は現存します。
そして珍しいどころか、普通にたくさんあります。


『専業主婦』という存在が昔と比べて良くも悪くも少なくなり、庶民の考えや感覚も違ってきたのにも関わらずに。

会社がそれにまだまだ追いついて行っていない。

このご時勢なのでもちろん表面上は、女性にとって働きやすい職場をアピールしているでしょう。
しかし、会社を調べてみたり、フタを開けてみると…昔よりは少々マイルドになったり、改善されていたとしても
(昭和かい!)
みたいな社風、独自ルール、お飾りだけの素晴らしき人事制度等が発掘されたりして。

都会はそんなことはないのかもしれませんが、少なくとも田舎は…う、うん(;´∀`)

企業ぐるみ、国ぐるみで時代錯誤から脱却する気がないように見えるんですよね。
法律だけ、指示だけ、絵にかいた餅だけ。
食べられないよ、眺めるだけね。いいでしょ?ね、なかなかにいいでしょ?

そんな風に思えてしまう…

以上、出世欲ゼロだった私の雑談でした(´▽`)

最後までお読み頂きありがとうございました!


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