農協に賦課金を徴収されている

遡ること、数ヶ月前。2021年7月に祖父が亡くなったことを受けて、今年稲作真っ最中分の出荷をどうするか話し合いが持たれました。
といっても、母と叔父との話し合いはあっさり決着。


話し合いのメインである口座の件。亡くなった祖父の農協の口座は当然解約しなくてはいけないので、出荷するには新たに存命の人の口座を開くしかありません。

現在、そしてこれからも遠方に住む叔父では何かと不都合な点から、母が新規に口座を開くことに。
米出荷に向けて、農協から購入する品もあるので、入金額は余裕を持って入金。
そして…
『賦課金』
というものを支払います。


平たく言うと、農協の組合費のようなもので、負担金みたいな感じ?
具体的に何に使うんだろ?よく理解していない私。

ぶっちゃけ、金額はそれほど高額ではありませんでした。
人(農家)によって違うのかもしれませんが、ウチは1,000円以下。
口座から引き落とされていました。




でも考えてみると、これが積み重なると莫大な金額になるだろうなーとも思う。

(まー、少額だから仕方ないかー。年に1回だけだしねぇ)
と個々人は少額だからと、代替わりしても惰性で払っている農家ではない後継者も多そうです。
そう、私の母のように。



何となく、あんまり不平不満をを言われずに一律に徴収出来て
(いい商売ダナー)
と思ってしまうのは、私の心が狭いのだろうか。狭いんだろうな…(;´∀`)




今のご時勢、熱意を持って親等から相続した農地を守り、盛り立てている後継者って少数だと思うんですよね。
(先祖代々受け継いできたから、一応何とか管理はしているけど、本音を言えば負担だよ)
という、消極的兼業農家(しかも収入源はほぼサラリーマンで得た給料の方)や、最低限の草刈のみだけやる人。一切合切、業者や知人に頼んで丸投げする人等が多いのではと推察します。
実際に、故・祖父の田んぼ周辺所有者も、諸事情により知り合いに頼んで米を作って貰っているという人は珍しくありません。

このような嫌々…ゴホン、消極的な農協の組合員が結構多いのが実情じゃないのかな。


現状、賦課金は平等に徴収する!というシステムなのだから、ここでグダグダ言っても仕方ありませんけど…うーむ。



『賦課金』を取る基準を時代に合わせて変えたり、もしくは消極的兼業農家にとって魅力的な賦課金の使い方をしてくれればあるいは…?
それこそ、これからの様々な形態の農業、農家にとって希望の光を照らすような。
うん、私の浅はかな頭ではいいアイディアが何も出てこない…悲しいことに(;^ω^)

それにしても以前お話しした土地改良区賦課金もそうですが、農地を相続すると色々と出費があるんですね。
本当、未知の世界だったんだなーとつくづく実感します。

ちなみに紆余曲折(12月17日加筆箇所参照)を経て、12月末に米の買取代金が振り込まれていました。
別に公開するほどでもないのですが、通帳記帳をしたら…
10万ちょっとくらいの入金額でした。
これを高いか安いか、判断するのは皆様に委ねるとして。

このお金は全て叔父へ振り込む予定です。
ほとんど叔父が田んぼの面倒を見たと言っても、過言ではありませんから。

いずれ色々片付いたら、母が農協で作ったこの新規口座は解約…という流れになるでしょう。
それまでは、まだこのまま…かな。



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