温泉宿の仲居さんに台湾の方がいた話

都会ならいざ知らず、田舎でも、いや田舎だからこそ外国人を見かけること、関わることも多いかもな…と思います。

私はコロナ禍以前に、某温泉宿に1人で泊まったことがあるのですが(詳細を話すと長くなるので割愛)そこでの仲居さんの1人が台湾の方でした。
露天風呂付の部屋があるくらいなので、そこそこ高級と名乗っていい宿。
趣と格式がある宿なので、やはり雇われる方も厳しい採用基準がありそうだ(予想)
そんな宿で働いている台湾の方は、きっと有能なんだろうなぁ(´▽`)


さて、ビジネスホテルなら1人客なんてザラですが、観光や静養目的のしっとりとした温泉宿はそもそもおひとりさまNGが多いんですよね。
でもこちらの宿は、1人で泊まった人が気兼ねなくゆっくり出来る配慮がきちんとされていて。
お食事処も個室仕様(このシステムがあるので、私はここに泊まったようなものです)
ただ、宿泊客同士が顔を合わせないようにしてあるだけで、仲居さんと他の宿泊客の会話は聞こえるんですけどね。



私のテーブルの仲居さんは、多分地元のベテランオバ様。
壁を挟んで私の隣のテーブルの仲居さんは、あまりにも日本語が上手なので始めは日本人の若い女性かなと思いました。
しかし、隣のお客様(東京からお越しのご夫婦のよう)と仲居さんの会話で、台湾の方という事実発覚。

「日本語が上手だね、どこの人?」


「ありがとうございます。台湾です」


「イントネーションがおかしい時がほんの少しある以外は
もう完璧」


「本当ですか?」


「うんうん。大したもんだ」

台湾人の仲居さんは、夕御飯の小難しい日本料理名、使った食材(旬やおすすめポイント)等スラスラと淀みなく説明。
愛想も良さそうだし、凄いなぁと感じます。

予想だけど、週1くらいで日本語をチョイ習うくらいではこうは流暢にならないよなぁ…というレベル。
台湾は『親日』と良く言われますが、こういう方を実際に目の当たりにすると現実として実感しますね。


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