親ガチャでランクは決まる!?

近頃浸透している『親ガチャ』という言葉。
結論から言うと当たり外れ(こういう言い回しも悩ましいですが)で世で言うランクは概ね決まると思います。

これは端的に言えば『どのような親の元に生まれたかで、人生が決まる』
ことを、冗談っぽく皮肉っぽく、若干軽めな言葉で表している感じ。

親の人格や教育方針、愛情表現等もこれらに含まれるでしょうが、やはり大きな部分は
『経済力』
ではないでしょうか。

東大生の親御さんの大半が高収入(中にはもちろん、一般ピーポーな収入の親御さんもいます)というデータを見て
(親ガチャ当たっていいよなー。俺なんかさー)
と羨ましがる若者が目に見える。


中には清貧なご家庭で、しっかりとした親の元で育てられた方もいらっしゃると思います。
しかし、一般的には貧乏=余裕(教育に割けるお金と時間)がない、という図式に。

例外はもちろんどんなことにもありますが、やはり相対的に『親ガチャ』に当たればラッキー!
外れれば…まぁ、自力で頑張れ!ドンマイ!
SランクだのAランク、Bランク、Cランク…とゲーム風に言えば振り分けられていきます。
うーん、世の中はシビアだよ(;´∀`)

これは今このブログをお読みのあなたが、お金持ちであろうと貧乏であろうとお分かりになると思います。

時は金なり、と言いますようにお金持ちは時間をお金で買えます。
しかし、お金がなければ自分の時間を切り崩してお金を稼がないといけない比率が高いです。
その時間は会社の、または何かしらの労働に使われます。自分の時間ではありません。


何を当たり前なことを言っとんの?と思われるかもしれませんが、再確認の意味なのでお許し下さい。


何が言いたいかというと、自己投資・自己研鑽等が満足に出来ないということ。


そうすると、行きたい学校や会社、やりたいことが満足に出来ずにストレスが溜まって不満フルな人生に。


それが『親ガチャ』の背景に存在。


その言葉が単に努力しないだけのお子ちゃまの言い訳に使われるのも微妙だし…

かと言って、この世経済格差があるのも純然たる事実。


話は少し変わりますが、歴史を振り返ってみます。
かなり昔に遡りますが、家制度では長男が絶対的権力を持っていました。


・長男は神(跡取り)

・長男以外の兄弟姉妹は駒(家業を手伝うか、いずれ家を出る)

どんな親の元に、どんな順序で生まれたかで、ほぼほぼ自分の人生が決まっていたような時代。
『親ガチャ』のような考えは少なくとも表立ってはなかったのかも…
長男が跡取りで様々な面で優遇されるのが当たり前。
反面として、もちろん一家の主としての責任を負わされるのも当たり前。

さらに昔なら、武家に男として生まれれば武士に。女なら他家の武士や裕福な商家に嫁に行く。
職業や身分のレールが始めから当たり前のように敷き詰められている。

まー、現在の感覚ですと理不尽、不自由極まりないですね。



歴史を合わせて俯瞰して考えれば、平等・公平であるべきという思想が現代ではしっかり浸透している、という見方も出来ますね。
(条件の良い、裕福な家庭だったら、俺だってチャンスが…その点、お前はズルい)
みたいな。

グダグダ語りましたが、個人的には『親ガチャ』に囚われすぎて、身動きが取れない事態にはなりたくないな…
社会や境遇のせいにばかりしても、所詮何にも変わらないんだよなー(経験済)
…あ、愚痴は別腹で堪能しますがね(;^ω^)


コメント

  1. 永谷園 より:

    身近な他人の成功とか評価を気になるんだったら、まずは自分で自分自身の「行動」を評価してみればよいんですよ。
    自身がどのように行動したのか過程を評価することで、改善点を見出す。
    同時にターゲットが自分より成功を収めて、自分と同じ仕事をしている場合には、
    相手はこちらのしていない何かをしているということですので、その何かを探ることになります。
    これに特別な才能なんてのは不要で、世間でいう独創力みたいなものは、所詮は思慮深い模倣でしかありません。
    今ある事実を秩序だてて整理する。真似出来るものか、それとも真似出来ない特別な何かがあるのか・・・
    ここで真似できない特別な何かが出てきた時点で初めて親ガチャだという資格がありますが、そんなのは稀で大抵の場合は自分で乗り越えられる程度のものですね。

    • ある より:

      特に成人そこそこの方なら『親ガチャ』に嘆くよりも建設的に動いた方が将来的にお得だし、良いと思います(若さは1つのステータス)
      感情その他諸々に縛られて身動き取れない方も多いとは思いますが…割り切りが肝心。

      客観的に俯瞰的に自分の行動、言動を見つめて評価してみる…大事なことだと私も思います。
      おっしゃるように精査して改善点を見つけて、成功への道筋を探す作業が大事。
      恐らく皆様、頭では分かっていても実際に出来ている人って一握り。なぜか…という問いには個々人それぞれ様々な答えが出てきそうですが…

      かくいう私自身は自分のことをなかなか冷静に見られないことが多いので、何か事件が起きた時…頭の中で一旦冷却期間を置いたり、持ち帰ったり(?)することがあります。
      割とそれで道が開けたりしたことも…
      私が最近ネットで見た言葉に『人の揚げ足は取るくせして、自分の欠点は直さない』というのがあって、ウッ…と刺さるものがありました。
      …何を語っているのだろうか、私は(^^;)

      冷静なご指摘、ありがとうございました!

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