都会の人は冷たい?いえいえ、それは環境のせい。

都会の駅の構内はメチャクチャ早足で、たくさんの人が行き交います。
「あ、あのぅ…」
と人に話しかける雰囲気は微塵もないくらい、殺伐とした雰囲気すら感じる。
(アァン?うるせーぞ、こちとら急いでんだ。てやんでい!)
というニュアンスで一瞥された後無視されそうで、私は都会のお街に行く度に気後れというか、緊張をしてしまう…


都会。あらゆる場所にあらゆる人が密集し形作られる場所。

実際、何か困っている人がいた場合、わざわざ足を止めて声を掛ける人って少ないと思います。
(ウン億円が動く、重要なビジネスの正念場。約束の時間に絶対遅れずに行かねば!)

(早く行かないと、数ヶ月前から楽しみにしていたライブに間に合わない…)


(というか、私も田舎から出てきて、都会の事に詳しくない。ゴメンよ!)

様々な事情が個々人にあるでしょう。


しかしそれを差し引いたとしても…やっぱり困っている人には声を掛けない人は多いと思います。
この部分に限って言えば…
『都会の人が冷たい』という訳ではなく『環境』によるもの。



↓例えば駅の構内なら『駅員』がいる。

繁華街なら、困っている人の近くにはお店(店長や従業員)がたくさんあるし、交番、公共施設も探せばたくさんあるでしょう。
駆け込めば、助けてくれる場所が複数ある。


そして…
(こんなに人が溢れていて歩いているんだから、自分が助けなくても良いよね?)
という思考に自然になるんだと思います。

むしろ、皆が皆助けようとしてその人に近寄ったら、アイドルに群がるファンのような集合体になり大騒動にも発展しかねない。
それはそれで、結構大変だし、面倒くさい。

それに人が密集しまくる都会だからそんなハプニングは日常茶飯事。
それを考えると、ある程度の無視というかフラットな姿勢は合理的な判断、とも言える。


なので、緊急レベルMAXで(人に危害を加えられそうとか)助けて欲しい場合は個人を特定して声を出すのがベストですね。
…まぁ、これはどこかで読んだ本の受け売りなのですが(;´∀`)

ただ単に
「助けて~」
ではなく…
「そこのキャップとメガネの人、助けて下さい!!」
と具体的に言うことで『傍観者その①』から『救助者(暫定)』になるので。
自分の危機に背に腹は代えられないですからね。
きっと指名されたその人は自分の出来る範囲で助けて下さるでしょう。多分。


話は少々変わりまして。

例えばド田舎で、辺り一面田んぼ。
周りにコンビニの1つもない僻地だとして、その場にうずくまって苦しそうにしていたら大抵の人は助けると思います。
背中をさすったり、飲み物を渡したり、最終的には救急車を呼ぶかもしれません。
とにかく無視はしないと思います。

平気で無視しようものなら…極端な話、絆を大切にする田舎への都会からの移住者はほぼほぼ失敗して出戻りになると思うし…(;´∀`)
まぁ、そんなことはさすがにないやろ。

今回、人の行動は環境に依存する部分も多いということをダラダラ語らせて頂きました。

お付き合い頂きまして、ありがとうございました!

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