もはやクリーンセンターに訪れた数は、私自身覚えていません。
祖父宅にあるモノを片付ける為に、足繁く通い詰めたと言えるくらい馴染んでいる地元のセンター。
恐らく私の人生の中で一番通った期間になりそう…
クリーンセンターについてはこちらで語っているので、ご興味があれば是非。
さて、今回はストーブやちゃぶ台のでっかいヤツ(?)、そして冷風機、他細々としたものをクリーンセンターに持ち込むことに。
↓一部抜粋。ストーブ2台とちゃぶ台のでっかいヤツ(?)

↓冷風機(約20㎏)これが後々厄介なことになるとは…車に積む前の私は知る由もなかった。

いつものように、クリーンセンターの粗大ゴミ集積場へ駐車して、どんどん所定の場所へ置いていく我々(この日は母と私)
特に冷風機は、体全体を使って抱え込むくらいデカくて、激重。
やっとの思いで車の荷台から降ろし、運んだ途端。
現場監督「あ、それはちょっと待ってて下さい。確認しますので…」
一瞬チラッと見て、ヤバそうな匂いを嗅ぎ取るのは、さすがプロの嗅覚。
我々が他の粗大ゴミを運んでいる合間に現場監督がさっとこちらに来て…
現場監督「すみません。これはフロンが入っているので、そのままだとクリーンセンターでは引き取れませんね。フロンを抜いてから持ってきて下さい」
残念ですが…という感じでお持ち帰り宣告をされる我々。
(こんなに重いのをお持ち帰りか…)
正直落胆を隠せない私。
この状態からどのようなアクションを起こせばいいか皆目見当が付かなかったので…現場監督に今後の手順について質問。
現場監督「計量のところ(クリーンセンターで最後に立ち寄る受付)で、聞いて貰えれば、専門の業者を教えて貰えると思います」
と言われましたので、計量の受付にてその話をすると…お話と共に紙を1枚くれました。
『処理困難物処理業者リスト』
処理困難物として書いてあるものを凝視。
金属の中でも、鯉のぼりの支柱とか耐火金庫とか。
木とか竹とか。
スプリングが入っているマットレスとか。
そして、今回我々がセンターに持ち込んだフロンを使った機械(冷風機や冷水機等)
えっ、これが!?というのが結構リストに載っています(;^ω^)
色々あるんですね…
このリストを見ながら逆算して商品を買うか買わないかを決めるのもいいかもしれない、とちょっと思いました。
『何かを購入する時は、処分する時のことを考えるのが鉄則』というのは、正しいですね。
分かっているつもりでも、ついうっかりノリで買っちゃったりもするから、完璧に…とはいかないだろうけど。
さて、センターで受付NGにされた件の冷風機を改めて確認してみると…
冷風機
冷媒:フロン
とバッチリ本体外側に記載されていました。
フロンを利用ってことは、結構昔に作られたものなのかな…
早速頂いた業者リストの電話番号に掛けてみました。
要約すると…
『2,000円ちょいで、本体機械からフロンを抜く&そのまま冷風機を引き取る』
とのことで、クリーンセンターに再度行かなくて良さそう…早速現地に向かいます。
これはどこでもそうだと思いますが、このようなゴミ処理関連の施設がある場所は結構遠いんですよね…
まぁ、当然と言えば当然ですね。間違っても住宅街には作らないでしょうし。
事務所の受付に行くと…
受付「鉄板の上に車を乗せて下さい。計量しますので」
と言われたので、大きな鉄板の上に車を移動。
まもなく事務所から人が出てきて
作業着の人「では、降ろして貰っていいですか?」
荷台から冷風機を降ろすと、その人はそれを鉄板外へ移動。
事務所内にいる人と連携アイコンタクトして、計量完了。
降ろす前と降ろした後の車の重量の差で、計量する仕組み。
作業着の人「あそこに駐車して頂いて、受付で料金を払って下さい」
ということで、事務所に戻りまして、書類を記入後に料金を精算。
そんな感じで『冷風機』の処理は終わりました。
廃棄物を取り扱う場所なので、正直結構ものものしいというか、独特な雰囲気ですね。
反面、ふわふわしていたら事故が起きて危険というのがありますので、これが普通なのかもしれない。
貴重な体験が出来た1日でした。
コメント
業者 プシュ~~~
「ちきゅうのみんな!
このオラのフロンをほんのちょっとずつだけ吸ってくれ・・!!」
「残りの鉄クズはキロ40円ってとこやな」
「いやいやヨゴレ役人へのビール券代にもならんがな」(闇)
ウィットな皮肉にニヤッとさせて頂きました(´▽`)
うわー!真面目に受け取ってしまうと、だいぶ漆黒の闇に塗りつぶされてますよ。
全ての業者がこうではないと信じたいけど、やっぱりあるんだろうなぁ…(>_<) 業者 「仕方ない、駄菓子でも買うたるか。あ、うまい棒値上がりしたんよな?」 「1人何本の割り当てになるやろか?」