四十九日とは閻魔大王の裁判が決定

先日、祖父の四十九日法要を終えました。
備忘録として残しているので、ご興味のある方はこのままお付き合い下さると幸いです。
念の為最初に断っておきますが、宗教布教の意図はございません。
…多分そんな勘違いはなさらないとは思いますが、一応(;・∀・)

四十九日は宗派によって異なるとは思いますが、一般的に極楽浄土へ行けるかどうかの最終決断が下される日。
裁きは亡くなってから、罪の種類ごとの担当王(複数おられる)がなさり、7日に1回あってそれを7回繰り返すそうで、7回目の最後の裁判が一番重要な意味を持つようです。
四十九日までの間、遺族を中心に縁のある方が祈りを捧げて、故人の善行をプラスしていく。
つまり、極楽浄土へ行く後押し、応援するという意味合いがあるんですね。

私も若い頃は四十九日の法要に出ていたはずなのですが、詳しくは知らずに今まで生きてきて、恥ずかしい…(-_-;)
(美味しい豪華な食事が食べられてラッキー♪)
という能天気時代もあったなぁ…(遠い目)

しかし、今回は小さな家族葬を執り行ったこともあり、人は呼ばずにごくごく身内だけで四十九日の日を迎えることにしました。

供える花はお寺用(本堂用)とお墓用で用意するらしく、母は葬儀でお世話になった葬儀屋さんに頼むかな…うーん、と悩んでいるようでした。
個人的には、葬儀屋さんに頼んでも恐らく贔屓にしている生花店等に頼む(口利き)分、割高になりそうだと思ったので、つい口を挟んでしまいました。
「前もって直接お花屋さんに、四十九用として注文しておけば葬儀屋さんに頼むよりは安くなるんじゃないの?」
確かに…と一瞬納得したように見えましたが、葬儀でお世話になったし、みすぼらしいお花は用意しないだろうという無条件の信頼感のようなものが母にはあったようで…
結局は、葬儀屋さんに注文をする流れとなりました。

母の立場からすれば、そういう気持ちにもなりますよね…
四十九日は最低限のコンパクトで執り行う訳だし、せめてお花くらいは豪華…とまではいかないまでもそれなりのものを供えたいという。

ちなみにお寺用の一対の供花6,000円、果物3,000円、お墓用の一対の供花2,000円になりました。


四十九日用として、供花や果物等を法要が始まる前に葬儀屋さんがお寺に持って来てくれていました。



午前中の定刻少し前にお寺を訪れると、住職の奥様らしき人がお迎え。
今回は副住職が法要を執り行う旨を伝えられます。
入り口には施主○○(母の名前)の看板のようなもの、そして消毒のアルコール。
冷えたお茶を頂きながら、時刻になるのを待ちます。
このタイミングで母はお布施を副住職へ手渡しました(忘れないうちに)


時刻になると、椅子に座るよう促され着席。
ソーシャルディスタンスとして、椅子同士の間隔は1メートルほど空けて、なおかつプラスチックのペラペラ(?)で仕切ってあります。万全の態勢です。



母と私、そして副住職の3人での四十九日法要が静かに行われました。
叔父はコロナウイルスの影響で欠席となりましたので、本当にコンパクトな法要。
お経の後にお焼香をし、最後に合掌をして終わりました。
預けていた遺影写真、本位牌(白木の位牌とチェンジする)お線香を頂き、お寺を後にしました。



その後、お墓に行きまして供花を墓前に。
お線香を上げて、軽くお墓の周りの草むしりをして終了。
このお墓もいずれは墓じまい、と思うと複雑な気持ちも沸いてきます。


さて、淡々と時系列で書きましたが、親戚等を呼んでお昼や軽食を出してやるとなるとさらに大変なんでしょうねぇ(;´∀`)

メモ的なもので恐縮ですが、最後までお読み頂きましてありがとうございました!




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