葬儀屋の仕事はオールラウンダーへ?

祖父の葬儀から四十九日という節目とっくに終わり、すでにかなりの日にちが経ちました。
少しずつ日常へ戻る準備に向かえているかな、というところです。
正直、まだまだ片付けは道半ば。亀の歩みではありますが、まぁ焦らずやっていこうと思います。
さて、備忘録として葬儀屋さんのお仕事を私目線で記しておきます(ええ、自己満足です(;´∀`))



今回葬儀や法要に自分自身が深く関わったからこそ、葬儀屋さんの仕事もほんの一部ですが垣間見えることが出来ました。

遺体を葬儀屋さんへ移送する時は確か運ぶ車と共に男性が2人。
本来なら遺族(その場にいた母か私)が一緒に乗るのですが、母も私もそれぞれの車で来たので同乗はお任せしました。

葬儀屋さんへ自分の車で到着すると、葬儀を取り仕切るプランナーのような方が2人(中年男性1人、20~30代くらいの女性1人)が4~5人くらい入れる小さな応接室に案内してくれました。
男性が司会進行しつつ、女性が葬儀の打ち合わせで決まった事柄をメモしていく感じ。
葬儀の段取りをしている最中に、納棺師さん(多分専属で雇っている?)が祖父のケアや死化粧を進めます。
あらかた打ち合わせが終わった後は、遺体と対面して拝みます。
その時、男性が傍らに立ち我々遺族を見守り(?)後、見送りまでします。



祖父の場合は『家族葬』でしたので通夜はなく、葬儀前日には喪主である叔父と合流し同じメンバーで細かく打ち合わせをしていきました。その日は菩提寺との打ち合わせもですね。



さて葬儀当日。
受付も葬儀屋さんがやってくれるとのことで、びっくり。
今の時代は普通なのかもしれませんが、私は20代の頃に告別式の受付をやった経験があるので、親族の誰かがやらなければいけないという先入観が染みついていたんですよね。


けど、考えてみるとあまり不思議ではないのかも…
家族がコンパクト化したり、単身者が多くなっている昨今。
一応濃い薄いは関わらず血の繋がりはあっても、交流はあんまりなかったり皆無だったりすると…
なかなか金銭面でも手間面でも引き受けづらいケースが多くなりつつあるのかな。



この高齢化。
『葬儀屋さんは安定していて、食いっぱぐれない』
とはよく聞きますが…
その分、葬儀屋さんに求められる業務内容も、かつて親族が担っていた分まで拡大している気がします。
そして、コロナに限らず『葬儀の簡素化』の流れ。
盛大に故人を見送ってやろう!!
50回忌まで、儂ァァ…執り行うんじゃ!!

というのは兄弟を筆頭に親戚が多く、密なコミュニケーションがあったからこそだろうなと思えます。

だって、真の意味で関係の薄い人なんて、思い入れなどないでしょうからね(^^;)

さて話は戻しまして、告別式会場にはプランナーらしき女性が案内役として常駐。
告別式の司会進行役の女性が1人、スタンバイ。
後はどこかで控えている模様。

つつがなく住職が告別式を終え、棺に花等を供えると出棺。
この時には葬儀屋の男性が集合。霊柩車へ運んでくれます。



火葬場へ行き、お食事タイムの間もプランナーらしき女性が常駐。
会場の給仕係の女性と連携。



収骨が終わり、菩提寺に寄った後、納骨の為にお墓に行きます。
その際、葬儀屋さん数人も付いてきてくれます。


祖父の住まう土地柄なのか、宗派なのか、はたまたコロナだったからなのか分かりませんが、個装のお菓子達をお墓に供えてから、お墓で食べ尽くす(持ち帰ってはいけない)というものがあり…
全部食べられないので、葬儀屋さんの男性陣に協力してもらい食べて貰いました。
活・躍!


こういう一見些細なところも、葬儀屋さんは柔軟にバックアップしてくれるんだなぁ、と実感。


私目線ではこんなことしか気付くことが出来ませんでしたが、多分もっと色々と気遣いや手を回して貰ったんだろうな…

雑記乱文ですが、最後までお読み頂きましてありがとうございましたm(__)m









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