これは賛否両論あると思います。
自分が退職代行を使う立場であるのか、退職代行を使われる立場なのかによっても違った意見や感情になると思うし、難しいテーマなのかもしれません。
私の個人的意見としては、退職代行を頼るのは別にクズでも卑怯でもないと思います。
意図的に会社に損害を与えながら、自分の手駒ごと(自分と親愛なる部下達)競合他社へ転職というのならアレですが…
多くの人はそういう特殊なケースではないでしょうから。
むしろ…
『後任が見つかるまで退職しないでくれ』
と泣き落とし風に言われて、早1年経過とか。
『辞めたら、きっちり損害賠償請求するからな!!』
という謎の脅しとか。
『お前なんて、他の会社じゃ使い物にならねークズに過ぎん!』
等と言う、もはや暴言でしかないレベルの言葉を吐かれた末の対抗手段の1つでしょう。
「いや。そうは言っても自分で辞意くらい伝えたらどう?どれだけヘタレなの?」
「退職代行に頼むお金だって、数万は最低掛かるでしょ?もったいなくね?」
そう思われる方もいらっしゃると思う。
でも…自分では想定外な暴挙に出る会社もあるし、今はまだ嵐の前の静けさでその可能性を秘めている会社もある訳で…
自分がいた会社であるなら、一層そういう不穏な空気は敏感に分かると思いますし。
そして何より…それに掛かる労力や時間、そして心の安寧を考えれば『数万でクソ会社と縁が切れるんなら、安いモンよ…』という感覚になるのは、何となく分かる気もします。
組織にしろ、個人にしろ、誰かと何かで言い争うのはかなりエネルギーを使うことですから。
誰もがそんな修羅場に強い訳でもないですし…
私自身、会社が動乱(狂乱?)の中辞めたクチですから、何かの歯車が違えれば『退職代行』を頼んでいた可能性もあったので、他人事とは思えません。
何せ『希望退職制度』を断行した会社だったので…
詳しくは、私の初記事(初めまして!セミリタイアを目指す30代女性です。)にて書き殴っておりますので、気が向いた方は読んでみて下さい。
ところで、先日某金融雑誌で『退職代行』の記事を読みました。
それによると…退職代行利用者は様々な層にいるものの…
その中でも、30代男性が多いとのこと。
どうして30代男性が多いのか…一括りの理由はなく、それは個々人で様々でしょう。
ただざっくり所感を言うと…会社サイドから見れば、仮に新卒入社してそのまま30代になった男性というのは、脂がのってきた&若さもまだまだある美味しい人材だと思います。
30代なので、人事の処遇如何によってはまだまだ給料も安く設定しこき使える人材、という位置づけになっているかもしれませんしね。
そのような人材を会社はどのように扱うか…結局のところそこなのかも。
…うーん。それはつまり…新卒・中途に限らず会社次第と言うことか?
あくまで私のまとまらない一意見ではありますが、皆様はどうお考えになるでしょうか?
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