政治離れ、若者は自ら離れていっているのだろうか…

時事ニュースをかなり取り上げる某YouTubeチャンネルにて、そこの主が言った内容はこうです。

「私のチャンネルの視聴者は45歳以上が80%、それより下は20%です」

…ほぅ。

じゃあ、私は20%の奇特なヤツということか…(私は今、会社を辞めている状態だから見れてるだけ)

と思うと同時に

(まぁ、そうだろね…)


と妙な納得感がありました。

ぶっちゃけますと、私は勤めていた頃、一切時事ニュースや政治のYouTubeチャンネルを見ませんでした。
ヤフーニュースは嫌でも目に入るので、多少は見ていましたが…YouTubeでは全くです。

そうですね、勤めていた頃見ていたYouTubeは

ゲーム実況70%
音楽とかその他30%

という感じでしたかねぇ…

とにかく、楽しみたい、癒されたい、頭を使いたくないって感じでした。

正直、ニュースや政治を見ると考えなきゃいけないし、憤怒に駆られるニュースも多いので、意外と精神力も使う…

仕事でヘトヘトなのに、どうして更に疲れなきゃなんないの?って思うでしょうね、当時の私なら。

ところで、上記の20%の中には氷河期世代も入っています(全部ではないですが)

何が言いたいかと言うと、就職難や条件の悪い就業がまかり通っていて自分の生活を成り立たせるのが精一杯の方が多数いる世代が入っている点です。

そして『リーマンショック』あたりで就職活動された方も推し量って然るべし…

その下の20代の若い子だって、安くこき使われているでしょう。
要らないと判断した中高年を半ばリストラした後の穴埋め筆頭は、経営者からすれば使い勝手のいい彼らでしょうから。

そんな条件下で辛抱強く働いた後は、夜くらい、休日くらい楽しく過ごしたいと思うじゃないですか…

甘いと思われるかもしれませんが

ニュースや政治を真剣に考えること(選挙に行くこと)=余裕がないと出来ないこと

だと思っちゃうんですよね。

休日出勤をぶっ込まれたり…

(半ば強制の)ボランティアをやれと言われたり…

人の貴重な時間を根こそぎ持っていこうとしている企業や、それを眺めているだけの国や地方公共団体。
『まだ若いんだから』を免罪符に悪魔が迫ってきます(どうせ歳食ったら、あっさりポイするんでしょ…)

政治について考える時間を、思考力を奪われているような気がしてならないです。
意図的に遠ざけられているような…

それこそ

『社畜はブヒブヒ働いてりゃいいんだ。(俺達に都合の良いように)考えるのは俺達上のモンがやるから、心配すんな(笑)』

という感じに思えてくるのは私の被害妄想なのかな…

異論反論が多数あるのは、承知しています。

あくまで私の所感ですが、皆様はどう思われるでしょうか?


コメント

  1. 志願兵 より:

    はじめまして。ブログ村でたまたまブログをお見かけし、記事読ませていただきました。
    政治や時事問題に関心を持つのは、物事を考えるだけの余裕がないとできないというのは、その通りだと私も思います(実体験からも)。
    現代人は基本的に仕事や時間に追われており、余裕がある人の方が少ないのが現状だと思いますが、日常にはやはりある程度の遊びというか、ゆとりが必要ではないかと思います。
    そのような社会に少しずつでも変わっていくことを願っています。

  2. ある より:

    はじめまして。お読み頂き、そして共感して頂きありがとうございます!
    例え学生時代から政治に関心を持たれていた方でも、仕事で忙殺されてそこまで意識が回らなくなってしまっているのも一つの現実としてあるなぁと感じます(;´∀`)
    社会人が世の中を回しているのは承知していますが、おっしゃる通り人間らしいゆとりがないといけない気がします。
    世の中が良い方向に変わっていくといいですね。

タイトルとURLをコピーしました