実印は、いつ作る?私は今だ!

皆様は『実印』はお持ちでしょうか?

私は今に至るまで、持っていませんでした。
『銀行印』は必要だったので作ってあるのですが、実印の必要性を今まで感じなかったので。

実印とは、人生の大きな決断に立ち会う印鑑と言っても過言ではありません。
詳しく言えば、市区町村の役所に登録し公的に認められた印鑑のこと。
役所に印鑑を登録することを印鑑登録と言い、登録された印鑑のことを実印と言います。
この印鑑登録をすると、印鑑登録証明書を取ることが可能です。
証明書の役割は『本人が実印を押した書類』だと認めること。お墨付きを与えること。


印鑑をプロに作成して頂き、それを持って役所に行き、実印として登録し『印鑑登録証』を発行して貰った後、初めて実印の効力が発揮出来るようになります。
そうです、『印鑑登録証』を発行するまでが実印を作る枠組みに入っています。

ただ『実印』をいつ作るのか?そのタイミングってよく分かりませんでした。

成人したら…
就職したら…
人生の自分ならではの節目に来たら…
親から事業を継承する時期になったら…

人によってタイミングはそれぞれだと思います。

例えば、社長令息や令嬢だったらとても若い時期に強制的に作らされるのかもしれないな…(と想像)

私の場合は、超遅いです。
今まで相続関連で大変な思いをしてきた(最中でもありますが)両親の背中を見てそろそろ…と思ってやっと今年に作りました。

両親共に年金受給者のお年頃。

人生100年時代だなんて言われていますが、それは万人共通ではあり得ないですしね

もちろん、両親には亡くなって欲しくない。
しかし、何かが起こった後すぐ対応する為の一種の覚悟というか、腹を決める時が到来したんだと思っています。

その一環としてこの『実印』です。

いや…何だか大げさに言っているけど、印鑑作るだけやんか!というツッコミは受け付けます。

せっかくですので、実際の流れを書きたいと思います。

まずは『実印』そのもの、つまり印鑑作成を依頼しに行きます。

①手彫りか機械彫りか?→機械彫りを選択(手彫りより数段安い)

②サイズは?→小さめの13.5mmを選択(私の手がもみじ饅頭なので)


③印鑑の材質は?→国産の木を選択(このようなチタンの重みにも憧れましたが…安定を取りました)


④彫るのはフルネーム?名字だけ?名前だけ?→名前だけを選択(フルネームより安い)


⑤どのような字体?→お店の方おすすめの無難な字体を選択

このようなことを聞かれ、最終的に申し込みの書類を記入し代金を支払います。

その後、実印が出来上がったらお店へ引き取りに。

「(実印登録なら)免許証も一緒に持って行って下さいねー」
というアドバイスを頂きつつ、お店の方にお礼を言ってお店を後にします。

最後は『印鑑登録』です。

印鑑登録申請書類を記入し、作った実印、そして本人確認書類(運転免許証等)と一緒に担当窓口へ提出します。

処理が済むと番号を呼ばれ、『印鑑登録証』を渡されます。その際に代金の支払いもします。
完了!

↓ちなみに『印鑑登録』と同時に『印鑑登録証明書』を発行する方も多いそうです。

車を購入する際に必要になったから…というケースとか。


ともあれ、無事に印鑑登録が済んで良かったです。

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