女性の社会進出のメリットは?代償は、女性自身が払うことに!?

女性の社会進出。そして活躍は、国にとっては重要のようで。
…はっきり言おう!
女性が社会でバリバリ働いてくれると、税金をその分いっぱい入ってくるのがメリット(by国)
さて、肝心の我々国民にとってはどうなんでしょう?
それは一括りにメリットになるとは言い切れない。
デメリットしかなかったり、デメリットの比率が高かったりするケースも多そう…難しいな。


某動画を見て少々感化されたので、私自身は独身の身の上で大変恐縮なのですが、少々語ろうかと(妄想と憶測で)

ゆるりと読んで下さると嬉しいです。

結婚している夫婦を想定して語っていきますので、ご了承下さいませ。
現状のまま女性の社会活躍推進を進めていくと、女性に求められることがプラスプラスで、マイナスがない。

日本の高度経済成長のシステムの名残がまだある現在。

前世代、下手すれば前前世代の背中を見て…
『専業主婦になれるのならなりたい』
という願望がある女性も多いのは確か。
私自身も女性ですので、そのようなタイプも見かけますし気持ちも理解出来ます。
もちろん昨今の現実は『共働き』の風潮が強いので、なんだかんだ言って結局『共働き』に落ち着くのがスタンダード。


しかし、とはいえ日本人男性の家事や育児の参加率というか参加時間は少なく、微妙。
もちろん、個人の努力云々の問題だ!家族への愛情が足りないのではないか?というご意見もあるでしょう。
それは多分間違っていないですが、完全な正解でもない。

大企業ならいざ知らず、中小企業の男性の働き方のソレは時代錯誤も甚だしい仕組み。
それが未だに当たり前のような表情をして、蔓延っている。



様々なブログやサイトを参考にさせて頂く中で感じるのは…まず。
高級であろうと何であろうと、家電(洗濯乾燥機や食洗機、お掃除ロボ等)を積極的に購入し、家事を機械に極限まで代替して貰い、家庭全体の負担をとにかく減らす。


しかしいくら頼もしい機械を揃えても、機械に頼れない部分もある。
例えばそもそもの機械に電源を入れたり、スイッチをONにするとか。
こんな手間は手間の内に入らねーだろ?と思ってもうっかり忘れちゃうとただのデッカイ箱やインテリアと化す。
意外とやっちゃうんですよね…(>_<)

皆様も経験があるのではないでしょうか?
(ヤベー、何か知らねーけど昨日の記憶がない。いつ寝たのかすらも。頭がボーッとする…)
(昨日やたらと忙しかったんだよね。気が回らない。頭も回らない…)

結局指示を忘れれば、ただ場所を消費するゴミです。

そして機械にサポートしてもらっても、育児(教育や遊びも含め)は人力の部分が多く、不可欠。
私も友人の子供と遊んだことがあるのですが、結構普段使わない部分の頭を使うし、割と体力も使うんですよね。
私はその時だけですけど、これが毎日続くとなると大変でしょうね…

そして、それ以外に家庭ではどうにか出来ない困りごとはどうしても発生します。

例えば、以前私のブログで記事にした外壁塗装や屋根塗装等とか。
賃貸や新築の家を購入したのなら早急に対処する事態にはなりませんが、近年ブームの中古購入やリフォーム等を行って住み続けるとメンテナンスのことで結構家について考えることも多くなりそう…

その場合は夫婦で話し合い。自力の日曜大工で何とかするか、業者を依頼するか…とか。

案外落とし穴として、日常で考えもしなかったことが問題として降ってくるんですよね。


少し話が変わりますが、私が街に繰り出しお店等で商品を選ぶ場面で…
男性「何でもいい」
女性「何でもいいじゃ困る」

というやり取りってよく聞くので…偏見で申し訳ないですが、家庭内のことを相談するには少々頼りなさを男性に感じている女性も多いかも。

男性としては、譲歩したつもりだったり面倒くさい気持ちがあるのかもしれませんけど…
女性にとっては、私のことなのに他人事みたいに興味なさげにしないでよ!という気持ちなのかもしれません。

考えてみると昔のように…
「彼が安定してきっちり稼げるのなら…」
と割り切ってバックアップ。家の中全般を取り仕切っていた女性も…
今のように…
「雇用が不安定で薄給(下手すればバイト並)なら、なんで家庭内のことを私ばかりに押し付けるのかな?不公平じゃないの」
と変化するのは当然と言えば当然の流れ。

「バランス悪くない!?」
このような夫婦のケースなら、不満が募る女性もますます増えるのではないでしょうか?

いや。仮に安定した給料の旦那さんだとします。
同じ8時間勤務で共働きなら。
男性…月収30万
女性…月収15万

という給料格差はレアケースでも何でもなく普通に発生します。(地方なら特に)
大企業なら様々なシーンで男女平等が進んでいるでしょうが、日本企業の多くが中小ですからね。

大企業×大企業のパワーカップル(高収入同士のカップル)なら色々とフェアに家事や育児も出来るだろうけど、特殊例なのであまり現実味がないのが正直なところです。

上記のような給料格差があると、同じ8時間労働の提供であったとしても経済の上では男性の方がどうしても主力になる訳で…
この大黒柱を失えない!!ということに。



つまり、女性が育児休暇を取らざるを得ないし、何なら育休明けの仕事復帰からそのまま仕事をやりつつ、家事・育児諸々をメインで継続して引き受けつつ…現在に至る方も多いと思います。

本人達がそれで納得しているにしろ、していないにしろ。
そういう逆らえない世の中の力が渦巻いているんですよね。

私が前職で働いている時に、そういった大変な思いをされながら勤務しているお母さま方はいらっしゃいました。

それはそれはたくさん。

男性の方も男性の方でもちろん言い分があります。

「いや。だって育休なんて取ったら出世出来ねーじゃん」
「それどころか、給料減額、左遷や閑職に追い込まれる…なんて事態にも成り得るよ?」

「平日は残業で疲れているし、金曜日は接待(飲み会)あるし…」
「土曜日は爆睡。日曜日はリフレッシュタイムだろ…あとは…」

アレ?あとなんかやることあったっけか?という人も多そうです。

私自身は特に何も言うことはありません。言える立場でもないですから。

しかし、その男性と結婚した女性からすれば
「家事・育児を引き受けながら仕事をしている女性は、いつお休みがあるのかしら?」
という怒りが沸き起こるのは当然でしょう。
当事者ならば、自然に沸く感情。



しかしはき違えてはいけないのは、このように追い込まれているのは果たして…
男性のせい?女性のせい?

いや、ワークライフバランスの悪さなのでは?

男女問わず、働く人にとっての環境は今までと同じ(というかむしろ悪化しているところも)

なのに…
女性の社会進出・活躍こそ、正義!!
と言って、一種の洗脳のような圧力で、労働に無理矢理引きずり出している側面はあると思います。

一方で、男性が家庭に入りやすい環境が整えられている訳でもないのにね。
むしろ、男は仕事!漢は稼いでこそ!みたいな風潮はしぶとく残っている訳で。

言うは易く行うは難しです。

ただただ女性に、より一層労働を求めるだけならば、その場しのぎに継ぎ足しをしている脆いナニカのようで歪なモノに見える。

歪なモノだから、働いて帰宅した後、溜まる家事諸々を女性に何でもかんでも求めるような政策にしか見えなくなってしまう。

男性がそれをサポート出来ないような社会を構築してるし、変わっていく空気も肌で感じられない。

もちろん、一部の余裕のある企業で、男女同じ労働条件ならあるいは…と、これはどうやら特殊部隊。
ああ、これが絵に描いた餅というヤツですな。

どうやっても自分達だけでは家事・育児に関して首が回らないのなら…助力を願えるのでしたら、自分達の両親や兄弟、親戚に手伝って貰ったり、お金を払ってプロに依頼することも視野に入れるのもいいでしょう。
ですが、人脈、タイミング、環境、余裕資金等、条件が揃えばという前提の話。



社会全体の変革の時は…いつ!?

滅茶苦茶まとまらない文章になってしまって申し訳ないですm(__)m
書き散らした文章ですが、何かを考えるきっかけになってくれたらブログ冥利に尽きます。








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