あの時、会社に騙された。引き際が肝心!?

私が新卒で入って十余年勤めた会社は、希望退職制度を実施しました。
詳しくは、私の1番最初の記事である初めまして!セミリタイアを目指す30代女性です。をお読み下さいませ。

その制度が実際に実行される前、こっそりと希望退職制度対象の人には気付かれないように(多分気付いていた人もいると思うけど…)そのまま会社に残る若手向けに、会合みたいな場を用意されました。

端的に言えば、希望退職制度で大量に人が抜ける前に若手とコミュニケーションを取り、精神的に安心させる会ですね。
言い換えれば、若手が会社から逃亡しないようにする為の準備と言いますか…

恐らく、私が在籍していた会社みたいに、会社残留の若手のケアをする会社って多いんじゃないかな。
だって抜けられたら、普通にヤベーですから。
私はその会でなんやかんや色々話した気がしますが、ほぼ覚えておらん(;´∀`)

ただ、印象に残っていたのは役員クラスの人の言葉。

「希望退職制度があるからって、極端に人員は減らさないから安心して下さい」
と、にこやかに言われたこと。

正直、半信半疑でしたが…
(まぁ、お偉い人がそう言うなら何とかするのかな?)
(希望退職制度で抜けたところに、パートとか入れるのかな?)

と当時の私は思っていた訳です。
うん、純真でお花畑な脳内だよ、私。

若手にとりあえずそう言っとけば、なし崩しというか、惰性で辞めないだろうと踏んだんでしょうねぇ。



現実は…地獄が待っていました。

私が元々所属していたグループは半分まで人員が減らされ、かつ、私は他のグループの仕事も兼任せよ!とのご命令が。
私だけではなく、他にも似たような状況の方はいましたけどね。
…ぶっちゃけあんまり以前と仕事量が変わらない方もいたけど(ボソッ)

まぁ、ともかくその期間は当然まともな働き方ではありませんでした。
詳しく話すと、くどくなる&胃に穴が開きそうな気分になるので割愛します(;´∀`)
…お察し下さい。



直属の上司も、上がそういう命令をしたから何とも出来ない…ということでお手上げ。
部署の長が人員の補充を上に掛け合っても、いい返事は来ない。
むしろ、他の部署の方が大変なんだからそのくらい我慢しろ!と強気な態度。


今思えば、薄情と罵られようとも希望退職制度を発表してからすぐ辞める道もあったかもと思ったり。

…いや。冷静に考えられる現在の私であっても、それはなかなか心情的に難しいかな。
どんなに最速でも、希望退職制度で人が辞めてからではないと辞め辛かった。それは強く感じます。



ただ、もう少し早めに辞めるタイミングはあったかも?とは思います。
あのお偉いさんの耳障りの良い言葉にまともに騙されなければ…ね。



たまに男女の関係を『狐と狸の化かしあい』とか言って面白がったりしますが…
会社と社員の関係も案外そんな感じなのかもしれない。多分。

皆様もお気を付けを!

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