『森林環境税』って何ぞや?一律に取られるらしい。

2024年度から新しい税金『森林環境税』が1人1000円徴収されるのはご存じですか?

私自身は、お恥ずかしながらYouTube動画(アベプラ)で初めて知りました。

YouTube動画やネット検索すると解説が出てくると思うので、ご興味があれば視聴したり読んで貰えると詳細が分かります。
一律に取られる税金なので、調べてみることを強くおすすめします。

端的に言いますと、2024年度から国税扱いで日本国に住所がある方から1人1000円を住民税に上乗せする形で徴収されるもの。
森林環境税の非課税基準に該当しない限りは、一律です。

1000円と聞いて…
「俺の日常のちょっとしたおやつ代だなぁ」
と感じる人や…
「いや、ふざけんなよ!オレの3食分のメシ代だが?」
と憤慨する人等様々。
それでも等しく1000円ポッキリ。



税収全額が『森林環境譲与税』として全国の都道府県や市町村に配分されます。

ちなみに配分の方は、すでに交付金として2019年度から国庫から出ているようです。

国土面積の約70%が森林。日本は森林大国と言っても過言ではない。

所有者や境界が不明の森林の増加、林業就業者の不足等、深刻な課題が多数。
こちらにお金を投入するのは、私は別に反対ではございません。

しかしその一方で、制度開始の2019年度から3年間で、全国の市町村に配分されたものは約840億円。
その47%に及ぶ395億円が活用されていない(多くは基金に積み立てられた)とのこと。

ウソォン!?

そんな現状で新たに一律1000円徴収しようとしているのかい?

「うわぁ…見切り発車、甚だしいじゃねぇか?」
そんな憤りを感じる。

うまく活用されていない原因の1つとして、税金の配分方法があるんですがこれがまた酷い。
詳しくは割愛しますが、これじゃあなーという感じ。

ざっくり言うと、森林がなくても人口が多い自治体には多額の譲与税が配分されるシステム。

…うーむ。改善の余地がありまくりの『森林環境税』だな。


皆様はどう思われるでしょうか?

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