漫画のタイトルだけ見ると、ゆるふわ動物コメディを想像する人が多いと思います。
↓しかしこの『たぬきときつねと里暮らし』は、一味違う。

全体的にリアリティがあります。重すぎない塩梅で。
コスプレ的な擬人化じゃないところが、個人的に惹かれたポイント!
結構『隠れ名作』に該当するんじゃないのかな。
物語は、会社勤めをしていた女性が、仕事のストレスで心身を消耗し会社を辞めて田舎の祖母の家に戻ってくるところからスタートします。
久しぶりの田舎生活。
少し戸惑い&手探りでありながらも、祖母の営む民宿を手伝い、少しずつ日常を取り戻していく…そんな素朴(?)なストーリー展開。
しかしこの作品の特徴は、先ほども申し上げた通り…
そこに『タヌキ』と『キツネ』が加わることにあり!
彼らはただの動物ではなく(動物の習性は残ってます)人の姿をとり、言葉を話し、家事も手伝う里に住む不思議な存在。
マイペースで癒し系のタヌキさん。
料理や掃除が得意でツンデレなキツネさん。
思わず『赤いきつねと緑のたぬき』を思い出したのは秘密です。
2人(2匹?)との同居生活は、ゆるくて楽しくて、時に心がじんわりしてしまって困る。
ただのほのぼのではない雰囲気が絶妙。
彼女が抱えていた『働くことの苦しさ』等人間なら誰しも一度は感じたことのある悩み、それらに向き合う姿が丁寧に描かれている、と感じます。
笑ったり、癒されたり、温かくなったり。
不思議な漫画。
是非、『たぬきときつねと里暮らし』一度読んでみて下さいませ。


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