退職前、有給消化を拒否されかけた話

退職した主たる要因、理由については初期のブログ記事と被るので割愛しますm(__)m
ご興味がありましたら、こちらも併せてお読み下さい。


もう、この会社を辞める!
と決意した時に絶対に譲れないものが、私にはありました。


それは現存する有給休暇を全て取得することです。
毎年有給が付与されていたのですが、その年度に全部使うことはなく繰越してきました。
その繰越も最高限度枠みたいなのがあって、一定数までいくとそれ以上のお休みは消えていくシステム。
つまり結果的に、使用しなかった(使用出来なかった)有給休暇をドブにドブドブ捨てていた訳です。
…どのくらい捨てていたかは、もう今となってはどうでもいいですが、いわゆる一般企業にはごくありがちな事柄ではないでしょうか?


そして仕事繁忙期の都合や周りの人の休暇との調整等で割と不自由なのもありがち。
(こーんなに引き継ぎがメンドーなら、休みなくてもいーや。仕方ねぇ)
そういう方もいらっしゃるかもしれません。
ここでは詳しくは書きませんが、私もそんな経験はたくさんあります。
それでも割り切ってあの時に無理やりにでも、有給休暇取得すれば良かったかも…と思わなくもないですが、今更ですな(^▽^;)



だからこそ、退職する前の最後くらいはせめて、今使えることの出来る有給を使い切りたかったんです。


私「○○日から○○日まで有給消化したいと思います」


部署トップ「うーん、今後の仕事の調整もあるしなぁ…有給は少し…」


と、全部有給消化させたくない口振りと雰囲気を醸し出す。


私「私、色々とこれから1人でやらなければならないことがありますので…すみませんが、全て使わせて頂きたいです」


部署トップ「そうか。それで何とかしてみよう」

端的に言うと、こんな会話がありました。

私は有給消化直後が退職日となるように調節したので、退職の挨拶は有給消化に入る前にしました。
ですので、有給消化した後出勤して最後の挨拶という気まずさはないので、ここで勇気を出して良かったと思います。

部署トップの人が仕事の調整…と上記で言っていますが、自分が実質出勤しなくなる一ヶ月以上前に退職の旨を申し出た為、それなりの猶予はあります。
私から後任者へ引き継がせたければ引き継がせられる時間はある、ということです。
幸い、大した役職ではないヒラ社員ですし…
実際、私が有給消化に入る前には大体引き継ぎは終えましたし、私の仕事の流れやその具体的な処理の仕方のメモも渡せました。


だからそこまで
『迷惑かけちゃうな…』とは思いませんでした。
後は会社の指示、手腕の領域だろうし。そもそも一労働者が辞めることなんて想定内になっているだろうし。
会社としては
『ちょっと揺さぶってみて、靡きそうだったら出来る限り労働力を使い倒そう♪』
くらいなのでは、と感じます。
実際、私がきっぱり拒否したらあっさり了承して、次の手を打っていましたからね。



むしろ、私が会社に僅かでも下手な残留の淡い期待を持たせるのも時間の無駄でさえある。
『もしかして、辞めるの迷い始めたか…押してみればもしかしたら…』みたいな。
仮にも会社の頭数である自分が、優柔不断で迷っていると会社もそこで身動きが取れないということだから。


この時、自分の権利はきちんと頂き、辞めることが出来て良かったと思います。


俯瞰的に見て、良い意味でも悪い意味でも社員は所詮歯車、でしかないんだよなぁ。
そう考えると、少し気楽になりますね。

最後くらい、会社からきちんとした『権利』を貰いましょう!






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