愛嬌ない女、そして男。どうしても損はしてしまう。

世の中では『男は度胸、女は愛嬌、オカマは最強』と言われておりますが(多分)皆様はどう思われるでしょうか?

まぁ1つ言えるのは、男女等の性別問わず『愛嬌力』がないというのは、どうしても損しがち。

『愛嬌力がある』=『愛されキャラ』ですからね。
何を至極当然のことを…って感じですが、それを発揮している人は案外少ない。
だから重宝され愛される。

私自身を振り返ってみると、入社した時に自動的に付与される『新入社員フィルター』に甘えていた感があります。

入社して数年で違う部署に異動する前までは、その『新入社員フィルター』様のおかげで周りに親切にしてもらえ、育ててもらえ、時には守ってもらえていた。

「これは○○さん(上役)の仕事じゃん。(あるさんが押し付けられた仕事を)本人に返してくるね」

「これはこうした方が効率が良いよ。間違わないし」


「大丈夫?仕事手伝うね」

ふんわり監視というか…見守られるのが、くすぐったくありつつも今思うと本当にありがたかった。


フィルターがなくなった時(つまり異動先に行った時)に初めて本当の意味でそれを理解しました。
げに愚かなり、私。

異動先では『新入社員フィルター』など当然ながらなく…
土地勘なし、人間関係もほぼゼロからのスタートという涙が出るくらい素晴らしい環境( ;∀;)

こちらの本『仕事ができる人は知っている こびない愛嬌力』の言う『愛嬌力』の真価が問われるところでしょう。

ですが、慣れない仕事を覚えてこなすということだけで精一杯だった当時。
そんな状況だったので、あの頃は何の下準備もなくただただ仕事の激流に呑み込まれていた。

前にもチラッと触れたかもしれませんが…
「この間教えたよね?(1回で覚えろよ!)」

「(書き損じの書類を見て)紙って、もっとあったよね?(紙を無駄にすんなよ!)」

業務後のイベント(以前のブログのボウリング回のことです)で、私がドンケツ最下位で残念賞みたいな賞品を頂いたら…
「えー?最下位にも賞品ってあるんだー?(嫌味)」
とか言われたりしましたね。ケッ、別にいらんけど?ちゅーか、ほっといてくれーい(;´Д`)

一部抜粋ですが、挙げればキリがありませんので割愛。

そこの職場の回し方がそもそも問題だったのでは…というのも常に頭の中にあったのですが…
やはり私自身…『愛嬌』というモノを、当時全く意識していなかったと言わざるを得なかったなと思います。
…疎かにしていた自覚があります。

『忙しい』とは『心を亡くす』となるように…

いつも心臓がバクバク跳ね回って、一心不乱でカラ回り→ミスして怒られる→心臓がバクバ(以下略)

悪循環でそこからついぞ抜け出すことが出来ませんでした。

ちなみに『愛嬌力』の要素として。


①表情が豊かで笑顔を忘れない
意外と難しい。
表情真顔で声だけ明るいとか…目が笑っていないとか。

笑顔が素敵ということは、話しかけやすさに直結するのだ。

②礼儀正しく人に安心感を与える

代表的なのは挨拶ですよね。
相手を認識し、受け入れる第一歩。

後は…お礼、都度の返事の仕方、約束を守ること等。

③平和主義で争いを避ける

人の嫌がることをしない。
日和見主義とは少し違うのかな…

そして『~であるべき論』を口にしない。
『普通は~だろ!』とかも言わない。

④素直さと謙虚さを兼ね備えている

上から目線で行動しない。
『おかげさまで』という謙虚な気持ち。

⑤健全な自責思考で人を否定しない

ミスに対して、まず誰かのせいにせず自分に落ち度がなかったかを考える。
でも自分を責め過ぎない。

⑥信念があり自分の意見を持っている

『誇り』『信念』があり、ブレない軸がある。

…等々、他にも色々と羅列があります。
ご興味があれば、『仕事ができる人は知っている こびない愛嬌力』是非読んでみて下さい。

『愛嬌力』というテーマを、これだけ深く切り込んで語っている本はなかなかないなーと思います。

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