『ファミリーレストラン裏マニュアル』の感想。

そのままファミレス業界にダイレクトアタックするようなタイトルの本。
ファミレスには昔からお世話になっている手前、手に取って読むのを一瞬ためらう自分がいた…
しかし、この並んだ字面…その衝撃に抗えない。

結果…読みました。
『ファミリーレストラン裏マニュアル』を!!
何というか、この本の表紙デザインも相当強烈ですが、裏もくどい…悪意を感じるデザイン。

………下に載せますので、見るのが嫌な方はシャッとスクロールしてね。

↓裏デザイン。

うん、黒光りするアレだな。
ほとんどの日本人が毛嫌いする、お馴染みのアレ。

念の為言っておきますが、誉めてます。
こういうセンス、ワタクシ嫌いではなくってよ!


まぁその。
世の中では『ヤツ』とか『G』とか愛称(?)で呼ばれるヤツのネタも、もちろんこの本にはあります。

例えば『G』のことをお客様に気付かれないように別名で呼んだりとかですね。
それはもう、Gの存在をお客様に感付かれたら商売上がったりですから。
皆様も飲食店で床にGが闊歩していたら、次回行きたくなくなるはず。

…でも真面目な話。
飲食店であれば潜んでいると思う。高確率で。
しかし、せめてお客様がいるフロアにはGを行かせないように努力している…お客側でヤツを見かけないのはその賜物なんじゃないかな。

私が他に興味を持った項目は…
『網で焼いたように見えるハンバーグ―実は…』ですね。

この本自体が相当古いものなので今もそうかは分かりませんが、冷凍状態でこのハンバーグがお店にやってくる時に既に網目が付いているそうで…
うん。まぁ、雰囲気って大事ダヨネ♪
見た目も美味しさの調味料の1つさ♪(テキトー)


最後にもう1つだけご紹介。
『盛り付けの時、料理を落としてしまった…そんな時、その人の性格が出ます』
がやっぱり強烈。
『G』よりもある意味。

①あわてて落としたものを作り直す

②落としたものを拾ってそのまま料理に出してしまう

③落としたものがハンバーグ等、数が足りないとわかってしまうものなら仕方ないので作り直すが、例えば鳥の唐揚げ等、一つくらい少なくなってもわからないようなものは落としたものは捨てて、そのまま出してしまう。

さて、大体どのような行動をお店の人は取るのか…
この本の内容が真実にしろ嘘にしろ、これはさすがにこのブログでは書けない(^^;)

もしかして、ファミレスに限らずに飲食店ならやっているところはやっているのかもしれないな…
うーむ、深淵を覗いてしまった気分だぜ…

かなーり尖った本なのは言うまでもありませんが、それでも!と気になった方はお手に取って読んでみて下さい。
…語り手が面白いお兄ちゃん的な感じなので、それでだいぶヘビー&衝撃な内容が緩和されているのでサクサクあっという間に読めるとは思います。
主観ですけども。

図書館にもあるとは思いますが、結構古い本ですのでないかもしれない。
あ、もしかしたら書庫に入っている?かもです。

これ以外にもファミレスの悲喜こもごもが覗けますので『ファミリーレストラン裏マニュアル』是非読んでみて下さい!
…と、ゴリゴリ推しておきます(´▽`)

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