立ち寄ったファミレスにて聞いた公務員男子の話が印象的でしたので、少しお話を。
当の公務員男子と一般企業男子の2人組が私の近くの席に腰を下ろすところから話は始まります。
同級生で、恐らく20代の男子達。
近況をお互い報告し合う。
そして、もちろん…
この年代相応の職場の年輩者に対する愚痴大会。
基本優秀な人しかいない職場で働いているらしい公務員男子は、とある人物に頭を悩ませているようでした。
高学歴年上男性(既婚・成人済のお子さん有)のお世話や、尻ぬぐいをさせられているようで。
どうやらその職場は、人との応対が頻繁に起こる職場のようで…
まぁ、いわゆる接客業(お客様の都合に合わせるのが基本)みたいなものですよね。
しかしながら、その年上男性は自分のお昼時間は意地でも邪魔させないスタンス。
「俺のお昼を何だと思ってんスか?」
真顔でこの言葉を口に出してしまうようで、当然ながらその人と関わった人からはクレームがやって来る。
そのクレームに対してその男性の代わりに平謝りするのが公務員男子の役割の一部。
色々と年上男性は病んでいる様子で、日常的にお世話が必要だったり、いきなり休んだりするようだ…
しかもあんまり悪いとも思っていない…これが俺のスタンダードコースだぜ!みたいな。
もちろん有給もきっちり頂く。
そんな今の環境に怒り爆発の公務員男子。
ずっと年上のベテラン(少なくとも勤続年数は)にいいようにこき使われているようなモンだもんなぁ。
この状況でこのまま働き詰めで人生終わるの嫌…とすら言っていました。
…気持ちは少し分かる。
けれど良くも悪くも公務員の世界なので、公務員になるための試験をパスさえすれば、民間会社(もそれほど簡単にはクビに出来ないと思うけど)と比べれば淘汰(クビ)される心配がほとんどないので、その職場に、年上男性が残り続けるのは基本確定?
居座り続ければ、待遇的に色々オイシイでしょうし。
老害とか、このように爆誕というか熟成されるのかもしれぬ。

自身の職業安定と引き換えに胃のムカムカと戦っている公務員男子の話に聞き入る私。
世間一般的には、ホワイト(とあえて言わせて頂く)な職場であればこその悩みと言えばそれまでですが…
そう一蹴出来ない根本原因が脈々と現在に至るまで受け継がれているような気がしてなりません。
キャリア、ノンキャリア。大卒、高卒等の線引きで多少違うのかもしれないけど、根深そう…
ちぐはぐな独特のお役所の空気というのもあるんだろうか?
きっと公務員界にはよくある日常なのだろう。そこに空気が当たり前にあるように。
…いや、公務員になったことがないので90%妄想ですけども。
公務員については過去に…
公務員へ社会人経験者として転身、その裏で…
女性の貧困、非正規公務員を見て思うこと
等を書いているのですが『公務員』と一口に言っても色々あることを再認識する記事になっていると自負しています。
よろしければこちらの記事も併せて読んで頂けると『公務員全体』を一緒くたに語れないなぁと感じるかもしれません。多分。
ともあれ、色々と考えさせられるきっかけにさせて頂いた日でした。
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