宮道踏切と名もなき廃墟を巡る

すかいらーくグループの期待の星、八郎そば【白岡店】でランチを頂いたその足で行った場所があります。
埼玉県白岡市。
一部の方々にとっては、少々有名な『宮道踏切』へ。
包み隠さず言うと、ネット検索したら心霊スポットであるという情報がたくさん出てきます(ご興味がある方は、調べてみてね)

しかし私はそれよりも、ある方が言われている『異世界への入口』という表現の方が好ましい…
怪しげな雰囲気を醸しながらも、ロマンを感じますから。

ちなみに私は真っ昼間に行きました。
私は、夜基本的に廃墟(人通りがあまりない場所)へは近づかないマイルールがあります。
たとえ地元の人が善良であっても、夜に現地へ訪れる方々は様々な理由で雑多…そしてリスクも高いです。
私は一応女性なのでトラブルが起こった場合、解決しにくい為に避けています。

なので、雰囲気たっぷりな夜の『宮道踏切』を見たい方は、是非ネット検索してみて下さい。
ホラー的にいい感じの写真がたくさん出てきます。

さて、踏切だけ見てもいいのですが…せっかくなら近くを散歩することに。


↓かの有名なヤクルトさんを目印に歩きます。

↓少し歩くと左側に名もなき廃墟が…

絶妙なバランスでこの形を保っています。自然がメッチャクチャ侵食しているなぁ。
家だったのか、畜舎っぽいモノだったのか…この状態からでは判断が付かない。

↓水瓶?石臼?分からないけど、ごろりん。

手前に倒れているのはシュロの木の成れの果てだろうか?
私が切ったシュロの木よりも、時間が経っていそうです。が、生命力はやっぱり高い。

↓近くには、現役のシュロの木(推定)が。かなりの大木に育っていますね。

このレベルになると、素人が切るのは大変だしリスクも高くなるだろうと思います。

さて…

↓名もなき廃墟を後にし、先に進むと曲がり道。

↓長年の歴史の風格が、ここからでも漂ってくる。

↓進むと『宮道踏切』が姿を見せます。向こうに見えるのは神社です。

参道に踏切がある特殊な仕様。
夜に踏切がカンカン鳴って赤く光ると、奥に見える鳥居が照らされて不思議な趣を滲ませます。

ある人は不気味と。
またある人は不思議な神秘さがあると。
どんな感情であれ、心が動かされる光景には違いないと思います。

『この踏切は自動車は通れません』とのこと。

歩きか、自転車(で来る人もあまりいなそうだけど…)かな。

ちなみに昼間は全く怖くないです。

↓踏切の手前では、普通に野菜作りしている方もいらっしゃる。

↓踏切を渡りました。

年季の入った鳥居が出迎えてくれます。
確かに夜に照らされたら凄みがありそうだ…

↓お賽銭箱もなく、シンプル。

本当に地元の方々だけで運営してるような、厳かな神社という感じでした。

↓鬱蒼とした雰囲気にしないようにか分かりませんが、大木を切った後がありました(神社横撮影)

各所で色々と取り上げられているものの、地元の方に愛されている神社というのは揺るがない事実。

近くにお越しの際は、是非参拝してみてはいかがでしょうか?


夜は特にお気をつけ下さい。色々な意味で。

私が過去、眺め&読んでみて惚れ惚れしたこちらの本『開運の絶景神社 奇跡の瞬間』には、仮に改訂版が出たとしても将来に渡って掲載されない(断言)ニッチな神社ではありますが、有名そして絶景神社と対極を成すからこそ魅力に磨きがかかるのかな、なんてぼんやり思う今日この頃。

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